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城下町観光と縁結び祈願と感動と。犬山城

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今回ご紹介するのは岐阜と愛知の県境にある犬山城。
岐阜城(稲葉山城)名古屋城をはじめ、城、城跡が名所として多く残るTHEお城エリアと名付けても良いこの岐阜~愛知・名古屋エリア。

だいぶくくり方曖昧やな。。

お城はどれも立派なものなんですが、その上でおすすめしたいこの犬山城、理由はその周りも含めての点にあります。

お城概要

お城スペック

このお城があるのは愛知県の北の県境『犬山市』。尾張の織田、美濃の斎藤と戦国時代のビッグネーム二人に所縁のある、是非押さえておくべき町と言えます。

  • 名称:犬山城
  • 通称:白帝城
  • 築城:天文6年(1537)

通称の『白帝城』という名前は中国にあるお城から来ているもので、長江流域に建てられたその城の風貌と似ているいう江戸時代の儒学者『荻生徂徠』の言葉から来ているんだとか。

お城の歴史

築城は織田信長の叔父さんにあたる織田信康。その後織田⇒池田⇒小笠原⇒成瀬と城主を変えながらもいずれもその時代の重要人物がこの町を拝領している辺り、犬山という地が如何に昔から重宝されてきたのかが窺えます。
この城を舞台にした一番の出来事と言えば『小牧長久手の戦い』でしょうか。

小牧・長久手の戦い – Wikipedia

表面上秀吉VS織田信雄という戦だが、実際に織田信雄の後ろ盾として徳川がついていたことから、実質的には秀吉VS家康という当時の両雄二人が激突するという教科書ではあまり見かけない関ケ原の16年前に起きた戦。半年以上に渡って一進一退の攻防を続けた挙句、和睦を結んで終結したというすさまじい戦いだったようです。

アクセスなど

  • 住 所:〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券65−2
  • 駐車場:なし

観光地なので駐車場に困る事はなく、またそれほど高い設定でもないのですが、周辺結構混みあいます。

お城散策

まずは城下町をブラ散歩

お城の周りに大概あるもの、それは城下町。お城は昔のその地域の中心に建てられている事が多く、家来やその人たちを相手にする商家などもあってにぎわっていたんだそうで、ここ犬山ではその佇まいを残しながらもぶらり散歩が出来るように色々なお店が軒を連ねる観光街になっています。

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イメージ的には毎日お祭りが開催されているような明るくて楽しそうな雰囲気に包まれていて、何ならここでちょこちょこと食べ歩きでお腹を満たすのもありってくらい、色んなお店があります。

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お財布の紐も緩くなりがちなので注意。他にもお座敷遊びの代表格『生娘コマ回し』はありませんが、代わりに投扇興を楽しめるお店があったり、サンドブラスト教室があったりと、一日遊べる場所になっています。

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www.aoimon.net

登城口にある針綱神社

さて、城下町の誘惑に負けずに進んだ先は

余すとこなく完敗しとったやん☆

いよいよ犬山城です。入口のように鎮座しているのがこの針綱神社。

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高台に位置しているので、登った先からは犬山の城下町が一望。

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西側の通路は視界が開けているので、夕日と時間が重なったときにはちょっと泣けてくるくらいいい景色を拝むことが出来ます。

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いざ天守へ。木曽川と二つの大橋と夕日と

全く誘惑の多い城下町です。やっと大手門前に到着。

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天守の高さは約24m、奈良の大仏様がすっぽり1.5個分収まる高さくらいといったところでしょうか。

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入場料は550円、まあ普通ですかね。場内展示の撮影は不可、歴史を感じる展示品も数多く所蔵されているので、仕方ないといったところでしょうか。
正面から見るとその立派さがよく見て取れるかと思います。

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階段はかなり急です、個人的に今まで登った中で一番急だった記録は伊賀上野城だったんですが、それに匹敵、もしくは超越するかもしれません。

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全然伝わらん例えやな☆

こちらの天守は四階建て、なので都合四回この超きつい階段を上った先が最上階という事になります。そこからの眺めはちょっとした殿様気分。
特に北側は木曽川と各務原の街並み、そこにかかる二本の大橋、それに西へ沈む夕日とが相まってここでしか見られない絶景が拝めます。

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まとめ

今回はこれで以上です。
犬山って観光地として知名度がそれほど高くないだけに改めて『犬山に行こう』って計画する人も多くはないかもしれませんが、めっちゃいいとこです。
城下町でお祭りみたいな雰囲気を堪能して、針綱神社・三光稲荷神社で縁結び・一家繁盛を祈願し、天守閣へ登って眺望に感激する。旅行で求めるグルメ、願掛け、観光が全部そろった犬山観光と犬山城、おすすめです。

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