ラーメンの名所といえばご当地ラーメンも含めれば全国数多ありますが、その中でも群を抜いているのがやっぱり北海道と博多。同僚の博多民に言わせると博多以外にある大抵の博多ラーメンはまがい物なんだとか。
なかなか尖った意見ですが、そんな尖った同僚が認める数少ない博多ラーメンが一蘭と一風堂。今回はそんな一風堂をレポートです。
一風堂とは
一風堂は福岡県福岡市に本店を置く一大チェーン店。大阪や東京は当然、海外にも意欲的に出店しているのが印象に強いお店。中でも衝撃的なのが、アメリカニューヨーク。
マンハッタンシティのど真ん中のお店にも驚きですが、その価格。
ドル円相場や物価の違いもあるものの、108円/ドル換算で約1,610円。日本の倍以上という強気の値段設定でも盛況を見せているというラーメン屋としては異例の成功を収めているチェーンと言えます。(現在はコロナ自粛の影響を受けて営業成績は赤字のようですが)
一風堂メニュー
今回お邪魔したのは大阪高槻店。単品のオーダーができるのか不明ですが、席に置かれていたメニュー表はランチの三種のみが掲載されています。
メインのラーメンは白丸元味と赤丸新味、それに一風堂からか麺というのと、高槻店限定で博多中華そばというものがあるようです。
白丸元味は博多ラーメンのお手本のよう
辛いのが苦手な方はこちらに、白丸元味です。
博多といえばとんこつ、白くてトロトロで、少し甘くて、麺は細麺ストレート。硬さは普通・カタバリカタ・ハリガネの4種。きくらげトッピングが特徴的。
一気に食べ進める事ができ、替え玉が前提の食べ物。どうしても茹で汁でスープが薄まってしまうので、ラーメン出汁をうまく使いこなしましょう。
チャーハンは不要
個人的に高菜チャーハンも好きなんですが、博多民に言わせるとあれは邪道らしいです。
偏ったお知り合いですね、類は友を呼ぶんでしょうか☆
なので、セットメニューにもチャーハンはなく、代わりに餃子とこの御飯のセットがあります。
餃子は若干小さめ、そしてご飯にはもう一つの博多グルメ『明太子』がトッピング。
これがとんこつスープとよく合うんです、なので当然こうなります。
どこででもやってるやん☆
とんこつの甘みと明太子の辛味がご飯の上でないまぜになって、これは個人的にかなりおすすめの食べ方だったりします。
まとめ
今回はこれで以上です。
ご紹介したのは白丸元味でしたが、辛いのが平気な方は赤丸新味の方がより辛さとの両立を感じることができると思います。ほんまに博多のチェーンじゃないお店の中にはもっと美味しいお店もあるんだと思いますが、関西にいながらその雰囲気を感じることができる数少ないラーメン屋さん、まだ未体験の方は是非。