今回は京都発祥のラーメンチェーン『魁力屋』さんのご紹介です。
京都市左京区、いわゆる一乗寺を中心とした一円に広がる京都ラーメン激戦区から他府県へ広がりを見せたラーメンチェーンは数多くありますが、この魁力屋さんもその一つ。今ではすっかり京都ラーメンの定番となった魁力屋さんを今回レポートします。
店舗概要
本店を北白川に置く京都ラーメン
このお店は今ではすっかり関西一円でおなじみになりましたが、元は北白川に本店を置く京都ラーメンのお店です。
背脂を散らせたコクのある醤油味、今では京風ラーメンとかいうよくわからない薄味ラーメンを席巻し、すっかり『京都のラーメン=濃い味』を定着させた京都ラーメンを代表するようなお店の一つです。2020年4月現在関西・関東を中心に100店舗到達したという大規模ラーメンチェーン店に発展しました。
今回お邪魔したのは出来てから比較的新しい京都山科小野店。チェーン店の例にもれず、ラーメン顧客のニーズに応えやすい主要幹線沿いに店を構え、遠目からでもすぐわかる大きな看板、駐車場たっぷりという利用しやすいお店です。
営業時間・定休日・駐車場など
- 営業時間:11時00分~0時00分
- 定休日 :特になし
- 駐車場 :店舗敷設15台。
- 住 所:〒607-8251 京都府京都市山科区小野蚊ケ瀬町60−1
- 支払方法:現金のみ
- お子様用:座敷に設置できる子ども用チェアが各席に配備
新型コロナに全く動じることのない絶賛通常営業中ですが、ショッピングモール入居店舗は休業、それ以外も営業時間短縮。致し方ないことですが寂しい限りです。
メニュー・味
メニューメインは押しも押されぬ京都背脂醬油
メニューです、トッピングのバリエーションは色々ですが味の中心は『京都背脂醬油』、背脂醬油ならわしに任せろと言わんばかりの風格を感じます。
概ねおっしゃっている意味がわかりません☆
サイドメニューも豊富
セットメニューは勿論、焼き飯、唐揚げ餃子など定番メニューに始まり、アジフライ、ハムカツ、キムチ・枝豆までも揃っているというがっつりご飯を食べるのからちょい呑みまで幅広いニーズに応えてくれるラインナップ。
背脂醬油全部のせ
??『今日はおごりや』
大体こういう場合空気を読みますが、7歳児にそんな気遣いはありません。
具を全部のせたというより丼ばちを具で埋めました的なものが出てきました。
こってりしてそうですが、やっぱりこってりです。叉焼軽く6,7枚、卵2個、メンマ数しれず。これが7才児食べられるんですから、京都ラーメンの恐ろしいところでしょう。
今までにない斬新な魁力屋みそラーメン
ここまでさんざん魁力屋=背脂醬油と書いてきましたが、しばらく来ない内に増えていた斬新なメニューがこの味噌ラーメン、写真は野菜たっぷりトッピングのみそ野菜ラーメンです。
メインの醬油とは打って変わっての優しい味噌と野菜の味わい。やっぱり味噌ラーメンにはたっぷりの野菜がよく合います、予算にもよりますが。
焼き飯と餃子
ここの焼き飯はそのものはオーソドックスですが、食べる際にスプーンが提供されます。レンゲはそこの方に残った飯粒をすくう時に苦労するんですが、そこら辺配慮されている気がして少しうれしく思うところです。
餃子はにんにくのくどさを感じることなくあっさりと食べられます。
まとめ
今回はこれで以上です。
北白川魁力屋は度々お世話になる方も多いかと思います。そして、チェーン展開を急速に進めるお店で一番よく見るのが『味ボケてきたんじゃない?』問題。
筆者の主観です☆
これはレシピの流出を防ぐ一方でどの店舗も変わらないクオリティを提供する義務を負うという相反する2つの目的を同時に追求していかなければならないお店ではどこでも囁かれるお話です。
ですが、このお店は僕の知る限りこのチェーンでそれは起こっていません、ベースとなる美味しさの元が長時間煮込んで作るスープの方でなく、かえしとよばれる醬油の方に有るからと思料します。どこで食べても変わらぬクオリティの味、魁力屋を一度お試しください。