今回は和歌山市にある『竈山神社(かまやまじんじゃ)』のご紹介です。
この神社を含む伊太祁曽神社、日前神宮・國懸神宮と合わせて三社参りと称される神社の一つです。
今回は歴史深い神社として和歌山県内外から厚い信仰を集める竈山神社に一礼。
神社概要
神社があるのは和歌山県和歌山市
この神社があるのは和歌山県和歌山市。和歌山市というとマリーナシティ始め海の街という印象が強いですが、内陸の方へ足を向ければ田園風景の、のどかな地域が広がります。この神社はそんな田んぼに囲まれるようにして建っています。
境内は一面緑に包まれるとてもスピリチュアルな神社。
名付けで有名な竈山神社
この神社は名付けで有名な神社、赤ちゃんが生まれた時は勿論、会社の設立、お店の名前、果ては雅名・芸名などあらゆる名付けを自分に代わって神様が授けてくれるという祈願が出来ます。
赤ちゃんの命名(名付け)で有名な神社 和歌山の竈山神社 – iタウンページ
姓名判断などもそうですが、赤ちゃんの名前など文字通り一生背負っていくものなので、変な名前で人生をスタートしてしまうともうそれだけでハンデを背負っているようなものです。親が一生懸命考えてつけてあげるのも大事ですが、神様に名前を頂き縁起を担ぐというのも良いかもしれません。
創建・御祭神・ご利益
この神社のご創建ははっきりとしていませんが、かなり古いものと推察されます。
というのも竈山というのは古事記・日本書紀にも登場する地名で、この神社は神武天皇の長兄彦五瀬命が葬られた場所とされていて、創建もその葬られた時くらいと考えられるためです。
千年前には天皇家崇敬の官幣大社とされていましたが、根来寺の兵火に巻き込まれ、社殿・社領・社宝全てを失ってしまったものの、初代和歌山藩主徳川頼宣によって再建され今日に至ります。
この神社の御祭神は彦五瀬命(ひこいつせのみこと)。
神武天皇の長兄にあたり、神武天皇他兄弟と一緒に東征に加わっていたが、敵方の矢に射られて亡くなったためこの竈山の地に葬られたご縁からこの神社でお祀りされているようです。
この神社のご利益は災厄除去・交通安全・満願成就・縁結び・安産祈願・五穀豊穣。
また、日本平定の道半ばで倒れた彦五瀬命をご祭神としている事から、国家安寧・世界平和という壮大なお願い事をする神社でもあります。
アクセスなど
- 住 所:〒641-0004 和歌山県和歌山市和田438
- 駐車場:鳥居前に10台程度停められるスペースあり。
野球の練習場が併設されていたりと行った具合でいい意味で地元に溶け込んだ神社と言えます。
境内散策
御本殿・拝殿
入り口の鳥居を抜けるとまっすぐに伸びる参道とその先にある立派な御神門。
更に奥にあるのがこの神社の御本殿とご拝殿。
境内は緑でいっぱい
神社境内には何という目を惹く事物はありませんが、緑豊かな歩いていて気持ちの良い神社です。
御朱印
御朱印は御神門に横の社務所にて頂けます。
まとめ
今回はこれで以上です。
こちらもそうですが、和歌山は土地柄か歴史深い神社が多くパワースポット巡りをするなら正にうってつけの場所と言えます。
赤ちゃんが生まれた、会社を起業した、芸人としてデビューを夢見たなど縁起の良い名前を望む方はここを思い出してください。