希望軒=キボウケンなのかホープケンなのか、昔は確かになかったはずなんですがいつの間にか見かけるようになって、今ではそこら中で割と見かけるようになったラーメンチェーン。今回はそんな希望軒をレポートしていきます。
キボウケンなの?ホープケンなの?
周りを見ていても両方の呼び名を聞くこの『希望軒』。結局どっちが正しいの?というところですが、答えはキボウケンが正しいようです。
というのもこのチェーン店、1991年の創業以来、兵庫・大阪を中心に店舗を広げていったんですが、2007年4月に民事再生法を適用、一度潰れてしまうんです。その後、現在の『CSコンサルティング』という会社が事業再生に乗り出すんですが、その過程で当初ホープ軒として創業したお店がキボウ軒に変わり、どっちでも良いよ、という時期を経て現在のキボウケンに落ち着いているという過程から、どっちの呼び名を使う人もいるというわけです。
メニュー・味
というわけで今回お邪魔したのは大阪にある希望軒高槻店。
黄色地の看板に赤い文字でラーメン・ギョウザ。お店自体は古くはないのにどこかレトロ感漂う雰囲気はモロにラーメン屋といったところ。
このお店のメインは主に二つ。とんこつラーメンとごま味噌ラーメン。
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この二つを軸に、大阪で流行っている醤油ブラックや、塩、つけ麺などバリエーションは結構豊富に揃ったお店です。
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セットメニューはプラス料金制なので、食べたいラーメンによっては単品で頼まないといけないなどのジレンマに陥ることもなく、あとお子様メニューが充実しているので、ファミリーでの訪問にも向いているのが嬉しいところ。
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とんこつラーメン
メインは2種とは言ったものの、やはり希望軒といえばとんこつラーメンです。
博多とんこつのそれとはまた違った味わいのスープは少し甘め、細麺ストレートという共通点がある一方、スープはこってり。
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麺の硬さはどこに需要があるのか今でもわからない『粉落とし』からヤワメンまで幅広くカバーしているのも特徴的。
鶏マヨ丼
普通にチャーハンなどもあるんですが、ここは敢えての鶏マヨ丼。
このB級グルメ感たっぷりにマヨと甘辛い鶏そぼろがまた美味しい、まさに庶民の味といったところ。ラーメンのスープとの相性も抜群です。
まとめ
今回はこれで以上です。
ここのとんこつはこってり感たっぷりなのになぜか後を引かない、そんな不思議な味わいが病みつきになるお店。というのもこのお店のスープは会社独自の資格『上湯師(シャンタンシ)』を保有するスープソムリエだけが作るんだとか。
とんこつはちょっとしつこそうやから、という方は一度このお店を試してみて下さい。