大人気でとどまることを知らない『鬼滅の刃』。
今回は僕がそのコミックスを全巻揃えるまでのストーリーです。
大人気鬼滅の刃
今年に入り、俄然人気に火が付いた鬼滅の刃。昨年からもジャンプを支える漫画・アニメだったのが、今年に入り俄然その人気に拍車がかかります。
- コミックス累計発行部数１億2000万部（電子版含む）
- 映画版『鬼滅の刃 無限列車編』興行収入歴代２位（2020年12月21日現在）
ニュースでも街をあるいていても、鬼滅の刃を見ない日はなくなり、コラボ商品・コンテンツはとりあえず出せばなんでも売れる、今やそれほどの力強い印象を受ける作品になりました。
コミックスがない！
異変に気付いたのは映画版を観覧して1，2週間といったところでしょうか、当家でクリスマスプレゼントについて話をしていた時の事。
飽食で物があふれる昨今の小学生はクリスマスプレゼントにほしいものがないそうなんです。
テレビゲームは親にゴマをすって買わずともタブレットで、取り立ててスポーツもせず、近所に友達と駆け回る運動場もなければそうなってしまうのかもしれません。
そんな子供（8歳）が珍しく自分から欲しいものを言ってきました、それが鬼滅の刃、全23巻（23巻は2020年12月発売）。
この時は正直舐めていたと言わざるを得ないでしょう、店頭に並んでいた記憶があったのも一因です。
とにかくコミックスがない。回れど回れど置いてあってせいぜいが一冊程度。動き始めが劇場版公開後だったのもまずかったのでしょう。
鬼滅の刃の勢いが止まりません。１０月１６日金曜日から全国一斉に上映開始、わずか３日でその興行収入が４６億円を突破したというニュースは別に鬼滅の刃を見ていようといまいとみんなが知るニュースとなりました。確かにこのコロナ下のご時世でソーシャルデ[…]
見事世間と全く同じ動きを少し遅めにとってしまったというわけです。
父ちゃんに任せとけ
漢に二言なし。これは子供のクリスマスプレゼントの問題ではありません、一己の父の沽券とプライドの問題なのです。
購入方法各種
今回、ようやっとこうして全巻を並べることができました。
ついでに言うと、劇場版も上映二日目に見に行ったのですでに入手済み。
10月末ぐらいから探し始め、方々駆けずり回ってそろえるに至ったわけですが、今回の入手ルートを各種紹介していきます。
ネット通販で購入
最初にいうと論外です。犯罪というわけではないので行為の良し悪しについてどうこう言う気はありませんが、見ていてあまり気持ちの良いものではありません。
世界のアマゾン・楽天などなら在庫切れということはありません。ただ、その価格は残念ながら定価とはかけ離れていて、極端なものだと一冊当たりの出品価格が倍額に設定されていたりなんてものもざらに見かけます。いわゆる転売ヤーという方々によるものですね。
どうしても、今、いくら払っても欲しい、という方が購入するんだと思いますが、こういった商品を購入するのは人気商品の買い占め行為を助長する結果になります。つまり巡り巡って将来、正規の値段で買えるはずだったものが買えなくなってしまう弊害を招くと思うと、必要に迫られない限り手を出したくないところです。
時の流れに身を任せ最寄り書店に取寄せ・取置きを申込
これが正直一番ストレスが少ない方法です。やることはただ一つ、地元の書店のうち取寄せ・取置きが可能な書店を見つけそこに申し込むだけ。書店側も別にずっと入荷していないわけではないんです。入荷する際は1冊や2冊入るわけではないので、タイミング次第ではこんな華やかな感じになっている瞬間も存在します。
ただ、まだまだ需要＞供給の向きは強いのか、店によっては予約分で全部掃けてしまい、店頭に並ぶ事すらないという状況も多いので見た目ずっと売り切れが続いているように見えるというわけです。
ただ、入荷日が未定のため、今回の僕のようにクリスマスまでに全巻という制約がある場合には使えない方法です。
ネット通販で取り寄せ予約
楽天やアマゾンで購入するのと一見同じように聞こえるかもしれませんが、全く違います。例えば、セブンネットショッピング、HMVオンライン、アニメイト、ヨドバシドットコムなど大手企業だけでもいろいろありますが、これらの共通点は定価で売られていること、購入代金の一部がポイントとして戻ってくる点などがあげられます。
個人的な一押しはアニメイト。送料無料で、ポイント還元があるほか、1か月以上入荷しない場合にキャンセルができる点にあります。
ほかの入手ルートが見つかるなど一か月あれば状況が変わることもあるかもしれません。全部ではないですが、取り寄せはキャンセルできないのが原則のため、状況変化に対応できるのが利点といえます。
電子版を購入
昔は見づらくて仕方なかった電子版ですが、今ではすっかり見やすくなりました。自分用ということならこれが一番確実です。コミックシーモアや、ｒｅｎｔａ、めちゃコミックなど有名どころからマイナーなものまで色々。ページ送りやコマの大きさなど使い勝手はそれぞれ使ってみないとわからないのですが、大抵お試し版や無料購読プランをつけてくれるので、自分好みなサイトを見つけるのが一番です。
短所は目が悪くなる点。普段事務仕事に従事する僕は一日８時間ず～～～っとPC画面を見っぱなしという日も少なくないんですが、この仕事に就いてから確実に視力は悪化しました。
長時間スマホ画面を見っぱなしでゲームなんかしていると気が付けばものすごく目が疲れていた、なんてことはありませんか。最近はブルーライトカットモードなんかもあってだいぶ目の負担は軽減されたとはいえ少なくとも目に良いということはないでしょう。その上、目の負担軽減に家のタブレット・スマホ・PCはすべてブルーライトカット機能を付加してあるのですが、画面が暗いということでブルーライトカット機能をオフにするいわゆるブルーライトカットカットをしてくるので、当家では断念することとなりました。
ちょっとずつ買い揃える
一番泥臭くて一番手間がかかる代わりに一番確実です。
- グーグルマップで書店を検索
- コミックス在庫状況を確認
- 可能なら取り置きをお願いする
これをひたすら繰り返すのみ。めっちゃ地味で、しかも時間も労力もかかるうえ、場合によってはお店も迷惑（かもしれない）。今回僕が巡った書店の数は実に12店。
と思った方いらっしゃるかもしれませんが、これはあくまで上記の１．２を繰り返し在庫の確認が取れたお店が12軒あったというだけで、実際には少なく見積もっても60軒は電話をかけて回りました。移動距離も最東端は三重県津市、西は兵庫県神戸市、当ブログの取材巡りをしていなければとても行く気になる移動距離ではありません。
全ては子供への愛ゆえに
今回クリスマスまでに全巻揃えるという制約は見事達成できたというわけです。
まとめ
今回はこれで以上です。
今日別件で本屋さんへ行けば普通に全巻が並んでいるように見えたのですが多分気のせいだと思います。
今後これほど品薄になる漫画はないかもしれませんが、皆さんがクリスマスプレゼントを用意するときはくれぐれも在庫状況の確認くらいはしてから引き受けることをお勧めします。
