今回は愛知県小牧市にある『串酒馬 暖家』さんのご紹介です。
名古屋っていったら名古屋飯でしょ。手羽先に始まり、味噌煮込みうどん、あんかけパスタ、きしめん、ひつまぶし。結論から言うと全部なかったんですが
知らんがな☆
いい意味で期待を裏切ってくれた今回のお店、串酒馬 暖家をレポートしていきます。
店舗概要
小牧駅東口
このお店があるのは愛知県小牧市。すぐ北に犬山城下に広がる観光都市犬山市があって、どっちかっていうと小牧はビジネスマン御用達のような雰囲気に包まれていて、泊る場所見つけるにもビジネスホテルとかに限って言えばこちらの方がいっぱいあるので、出張の際なんか何かとお世話になる事も多い街と言えます。
お店はどちらかというと静かな東口のほぼ駅前にあります。週末は要予約の人気店。
アクセスなど
営業時間:17時30分~0時00分
定休日:日曜日
駐車場:あり
住 所:〒485-0029 愛知県小牧市中央2丁目144
お酒を飲む前提のお店なので、駐車場は気にしていませんが、前に数台分のスペースは見受けられます。
メニュー・味
ここの名物は馬刺し
レギュラーメニューに名古屋らしく手羽先もあったんですが『ただいま切らしておりまして』。
へぇ???
名古屋と言えば、居酒屋で毎日のようにみんな手羽先を食っている街。そんな名古屋で手羽先が切れる事態なんてあり得るんでしょうか。
普通にあるんやろ☆
という訳で今回この際名古屋飯はあきらめます。
さて、改めてこのお店の名物は馬刺しなんだそうで、そりゃ店名にも入っているくらいですから、自信ありということなんでしょう。
普通馬刺しといえば、見かけるのなんてせいぜい赤身、タテガミくらいですよね。ここでは、珍しい部位や馬の心臓なんていうほんとに食べてよいのかすらわからなくなるメニューまで揃っています。
今回はそんな人気の3種盛(上赤身、タテガミ、フタエゴ)に心臓をプラスした4種盛をオーダー。
紅白の色合いが何とも綺麗ですね。しかも上赤身、心臓はあっさり、そして心臓はホルモン刺しを食べているようなあっさりの中にもタイプの違うものがあって、フタエゴ(白いやつ)タテガミは濃厚。
これに合うやつはやっぱりこれでしょう。
いつでも何でもこれでしょ☆
馬刺しに負けないボリュームの〆鯖
さて、ここの一押しは馬刺しな訳ですが、それはお店入れば一目でわかるわけでやっぱり僕の個人的なおすすめも紹介しなくては・・・という思いから
誰も望んでないんじゃあ??
このトピックを設けました。ずばりおすすめはしめ鯖です。
表面がかる~く焦げるくらいに炙って提供されるしめ鯖は身が厚くて味は濃厚。
前半はそのまま、わさび、ねぎ、終盤にガリと一緒にという少しずつ変化をつけながら食べる事が出来るこのしめ鯖、満足です。
ちょっと寒くなってきた昨今、外はあったか中は冷たいこいつに合わせるならやっぱり熱燗。ここでは熱燗のお猪口を気分で選ぶことが出来るちょっと嬉しいサービスがあります。
どんどん飲み進み
名古屋飯が食べられなかったのが辛いとこだったんですが
まだ言ってんのか☆
つきだしが味噌漬けて食べるキャベツだったり
どて煮があって、串カツのバリエーションが豊富と、関西人に親和性の高いラインナップが揃っていて、親しみやすいお店です。
どて煮って名古屋飯じゃないの??
何気なく頼んだものだったんですが、アイデアレシピとして秀逸だったのがこの炙り明太皮。
文字通り明太子の中身取った後の皮だけひたすら集めてそれを炙っているというだけの品ですが、これがピリ辛で日本酒のお供にぴったりなんです。
食べる⇒辛い⇒飲む⇒食べるというカルノーサイクルが完成してしまうあかんやつです。
まとめ
今回はこれで以上です。
本当は名古屋飯を堪能しながら名古屋飯以外も食べる予定で入ったんですが、名古屋飯抜きでこれだけ満足できたのは嬉しい誤算だったと言えるでしょう。
来店の際は馬刺しも良いですが、是非しめ鯖も。アレルギーで食べれません以外の人は必ず満足できること間違いない逸品、大満足でした。