今回ご紹介するのは和歌山県にある柿の葉寿司のお店『九和楽』さん。
結構な山の中にある柿の葉寿司やさんなんですが、大人気のお店で休日ならいつも午前中で完売してしまうほど。そんな九和楽さんをレポートしていきます。
店舗概要
お店があるのは紀州九度山
このお店があるのは和歌山県伊都郡九度山町。JR和歌山線から大和川を挟んで向かい側、自然たっぷりな山道はそのまま南に進むと高野山に繋がる参道の入口に当たる場所にこのお店はあります。
この辺りは戦国時代、関ヶ原の戦いで西軍についた真田昌幸・幸村(信繁)が、蟄居させられた辺り。お隣には隠棲していた屋敷跡に建てられたというお寺『善名称院』があり、そこには真田昌幸の墓が残されていたりと真田丸ファンだけでなく、歴史ファン必見の地でもあります。
持ち帰り&イートインのお店
このお店は基本柿の葉寿司の販売店ですが、買ったお寿司をそのままイートインスペースで頂くことも可能。見た目はもうごはん屋さんというよりも直売所・製造所にそのまんま買いに来ているという雰囲気です。
営業時間・駐車場・アクセスなど
- 営業時間:8時00分~17時00分
- 定休日 :月曜日
- 駐車場 :店舗向かい側に3台分スペースあり。
- 住 所:〒648-0101 和歌山県伊都郡九度山町 大字大字九度山1353
- 座 席:イートイン用個室あり
- 支払方法:現金・paypay・Linepay・各種クレジット
道沿いに大きな店舗看板が出ているものの、壁のくぼみにあるため直前まで見えません。駐車場は少ないものの、ランチタイムを外せば持ち帰りが多く、周りの観光スポットを巡りながら機会を待っても、少し歩くものの真田庵と合わせて巡るのもあり。
メニュー・味
メニューです。基本メニューは鯖、それに鮭・椎茸・鯛の4種。これを最低6個セットから組み合わせを選んでいく事になります。
他にも季節限定のみょうが寿司なる渋い一品があったり
鮭繋がりの鮭とばがあったり、椎茸の煮物系といったおつまみのようなものが用意されていたりと食指をそそるものが色々と並んでいます。
今回は4種盛り12個入りを購入。箱いっぱいにぎっしり敷き詰められています。
まずは鯖、これと鮭が柿の葉寿司では一番良く馴染みがある気がします。
両方とも海鮮屋さんで頼む寿司では、油のノリとか食べごたえなんかが重視されるようですが、柿の葉寿司ではあくまでも上品な酢じめの一口サイズ。柔らかなシャリとほんのり甘めに酢じめされたネタ、それに柿の葉の上品な香り、それぞれ自己主張がなく、全部が合わさると上品なこの一品が完成する、そんなイメージです。
他店に比べ少し甘めなのが特徴でしょうか。
こちらも柿の葉寿司としては定番の部類に入るだろう鯛と椎茸。
醤油と椎茸とも地のものにこだわり、甘辛く、というより結構甘めにしっかりと煮付けられた椎茸。鯛は刺身用のものをそのまま使用しているんだとか、尖った感じを全く受けない甘酢はほんのり甘く、でもしっかりと鯛とシャリの旨味を引き立ててくれています。
まとめ
今回はこれで以上です。
柿の葉寿司は有名無名、個人からチェーンまで色んなお店がありますが、個人的にはこのお店のものが一番好みです。
思いつきで食べに行っても売り切れというプレミア感もありますが、自己主張しないほんのりとした甘さがいくらでも食べられる気にさせてくれます。
食事にもおやつにも贈答にも多様に活躍してくれる柿の葉寿司イチオシのお店です。
ランチタイムの座席は予約優先だそうなので、食べて帰りたい方は予め計画しておいたほうが安全。