どこもかしこもつつじが満開です。
排気ガスに強いのか、道路の沿道でも咲き誇るつつじはもうどこへ行かずとも綺麗なんですが、敢えて名所と呼ばれる場所を巡ってきました。
名所と呼ばれるだけあって、道端で見かけるのとはまた違った見ごたえがあります。
長岡天満宮
一日目、午後半休をとってまずは長岡天満宮、いつ何時休みを挟んでも支障をきたさないスケジューリングが出来てこそ真に仕事ができる人間と言えるのです。
長岡天満宮、文字通りかつて都がおかれた京都府長岡京市を代表する神社です。
今回は長岡京市にある『長岡天満宮』のご紹介です。 『長岡京』って教科書でも聞いた事があるかと思います、784年に平城京から遷都されたものの、わずか10年で再び遷都されることとなったいわば幻の都。 今回はそんなかつての都長岡京にある長岡天[…]
道真所縁の梅は勿論、桜、蓮、紅葉と四季折々に綺麗な姿を見せてくれる名所でもあるんですが、この神社ならではといえばやはりつつじです。特に正面鳥居からまっすぐに伸びた参道は両脇が一面つつじに覆われて、正に真っ赤に染まったというひょうげんがぴったり、まさに圧巻です。
この神社のつつじは神社というよりはその境内手前の八条ヶ池の周辺一帯がつつじに覆われます。
正面両脇の脇参道には3重に垣が植えられていて、最内がこの深紅、残り二つがよく見かける紫やピンク、白で覆われています。
八条ヶ池の神社側の桟橋付近ではつつじの代わりに藤が長い花を咲かせています。
あと、神社隣接の料理処『錦水亭』の前にも綺麗な藤棚が。
勝龍寺城跡
大河ドラマ『麒麟が来る』で一躍有名になった明智光秀の盟友細川藤孝とその嫡男忠興所縁の城です。戦国一の美女『細川ガラシャ』が忠興に嫁ぎ、その新婚生活を送った城としても有名。
今日は京都・長岡京市にある勝龍寺城。 長岡京といえば数十年だけ都が置かれた場所として教科書でもお馴染みですが、同時に天王山と呼ばれる羽柴VS明智が戦った『山崎の戦い』のほど近くという事で、明智光秀ゆかりの地を巡る上で欠かせない場所、それが[…]
長岡京市は全体的につつじが綺麗な街で、それこそ沿道一つとっても他と比べて1.3倍の綺麗さを誇ります。
堀に沿うようにして植えられたつつじは城の雰囲気をより一層引き立ててくれます。
獅子崎稲荷神社
舞台は一気に北へ飛んで京都の北端舞鶴市へ。正直神社自体は神職の方が常駐している訳でもない天橋立東側の山裾にある神社です。にもかかわらず京都でも指折りに数えられるミツバツツジの名所でもあります。
残念ながら時期を少し外してしまったようで、ここで有名なミツバツツジをそれほど見ることがかないませんでしたが、その代わりといわんばかりに山裾一面を染める真っ赤なつつじは健在。
つつじに恵まれなかった方、そのまま帰らずにしっかりとご参拝するようにしましょう、そうすれば世にも珍しい横から見た天橋立を一望することが出来ます。
三室戸寺
京都つつじ巡りラストは京都府宇治市。平等院もつつじの名所として有名ですが、恐らくここには敵いません。京都でも、というより全国でも有数のつつじの名所、それが三室戸寺です。
今回は京都府宇治市にある三室戸寺のつつじ特集です。 あじさいで有名な三室戸寺ですが、あじさいの前にやってくる季節がこのつつじ。 今回はこのつつじを主人公にしてご紹介していきます。 【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約O[…]
以前当ブログでも紹介した場所です。当ブログ掲載記事の通り、僕は関西各所の色んな名所を巡っていますが、殊つつじに関してここ以上の場所はまだ行ったことがありません。随所につつじのトンネルと呼べる場所があります。
境内奥につつじ・シャクナゲ園と呼ばれる小高い丘があって、そこは正に色とりどりなつつじが一面を埋め尽くします。
桜と違い、一斉に咲いて一斉に散るという事がないので、これだけ見事なつつじですがまだまだこれから咲こうとするつぼみもあって、しばらくは来る人の目を楽しませてくれそうです。
まとめ
今回はこれで以上です。
つつじは身近でよく見かける花なので、改めて見に行くという感覚はないかもしれませんが、名所は名所だからこその見応えがあります。
特に紫陽花寺として知られる三室戸寺はこれだけ一面のつつじを愛でることが出来るのに紫陽花と比べるとつつじの知名度はそこまででもない為、日と時間を選べばゆったりと楽しんでみることが出来る穴場です。
もし本日の予定がまだ未定という方、是非来てみてください、絶対後悔しないような絶景が眼前に広がります。