今回ご紹介するのは京都にあるうどん屋さん『纏(まとい)』。
京うどんと言うジャンルがあるのかは不明ですが、おおよそ連想される京料理のイメージの通り上品なあっさりとした味ともっちりとしたコシが特徴のうどん屋さんです。
では今回はそんな京都らしい京うどん『纏』さんをレポート。
店舗概要
このお店があるのは京都市伏見区。墨染という京都に点在する下町にあって、外国人に大人気の伏見稲荷大社に続く街道沿い。この道沿いにはまだ昔からの街並みが所々残っていて、昔の街道としての雰囲気を楽しむ事が出来る道になっています。
お店の外観は真新しい一方で、のれんはどこか懐かしい雰囲気があって何だか昔のうどん屋さんに迷い込んだようにも見えます。
店内はカウンター、テーブル、小上りと一通りの座席バリエーションが取り揃えられていて、一人でふらっと入るのも家族でくつろぐにも最適。
常連さんに愛されているお店の様で、オーナーと思しき厨房さん、ホールスタッフの女の子とお客さんが和気あいあいとうどんをすすりながら会話を楽しんでいる雰囲気の良いお店です。
常連さんが幅を利かせるんではなく純粋に愛されているお店に悪いお店はありませんよね☆
会話と言ってもやかましい雰囲気ではないので、一人で食べに行き純粋にうどんを楽しむ事も勿論可能。
メニュー・味
メニューです。温・冷ともにうどんは揃っていて、きつねうどんまたはぶっかけうどんに白ご飯もしくはいなりずしがつく定食、ほか各種丼にミニうどんをつけるといった選択肢もあり。やっぱりきつねうどんがメインのようで、中々趣のあるというか如何にも京うどんらしいメニューが揃っています。
天ぷらを単品で頼みきつねうどんか、稲荷ずしをお願いするのか、はてまたこの仙台牛とじ丼と言う魅惑のメニューを頼むのか
また店員のおねーちゃんに優柔不断っぷりを発露してしまったんですね☆
今回はかき揚げうどんをチョイス。
上の選択肢が1mmも被ってませんが?
かき揚げがどうしても好きなんです、すみません。
種々の野菜の彩りが素晴らしいですね、花型の人参がより一層雅さを引き立て、かき揚げはごぼうと玉ねぎを中心とした色んな野菜がふんだんに使われています。
出汁はあっさり、天ぷらと各種野菜の味が程よく汁に染み出し、基本あっさりの味付けに程よいアクセントを加えてくれています。うどんのもっちりした食感と、ごぼうのシャキシャキ感が程よく飽きずに食べられます。
この店、当たりや
店員のおねーちゃん可愛かったからガン見してた辺り出禁寸前やったけどね☆
本人に気づかれない程度だった(はず)なので、問題ないと思料します。
店長お任せおでん三種。定食のいなりずしが品切れだったので、代わりにこちらをチョイス。
うどんのお店なら出汁の原点に大差はないと踏んでのオーダーでしたが、こちらも当たり。見ての通りタネはド定番の大根、こんにゃく、厚揚げ。中でもこんにゃくは肉厚で噛み応えがあって、出汁がよく染み込むように格子状に入れられた隠し包丁にプロのこだわりを感じます。
アクセス
- 営業時間
平 日:11時00分~14時30分、18時00分~21時00分
土・日:11時00分~16時00分
- 定休日:月曜日
- 駐車場:あり。
- 住 所:〒612-0044 京都府京都市伏見区深草北新町627
京都市伏見区、墨染駅よりすぐ。店前に若干数の駐車場有り。
まとめ
今回はこれで以上です。
近隣にある藤森神社は知る人ぞ知る素敵な場所で、名物の藤棚の咲き誇る季節は勿論、勝馬の神様としても有名な神社もあって、散策エリアとしては穴場です。
別建てで天ぷらを頼む事が出来るので、どうしてもサクサクのまんま全部いきたいという方を止める気もありませんが、個人的お勧めとしては是非天ぷらをトッピングしたうどん、とりわけこのかき揚げうどんは絶品でした。上品な京都出汁と重さを感じないカラッと揚げられた天ぷらのコラボレーションをぜひご堪能下さい。