今回ご紹介するのは福井県名物『羽二重餅の古里』本店です。
羽二重餅、割と類似品を見かけるので、本場がどこなのかわからない人ももしかしたら居るかもしれませんが、福井県の名産です。
昔からこのお菓子が大好きで、柔らかい食感とほんのりとした甘さは他の和菓子にはありません。今回はそんな羽二重餅のお土産処『羽二重餅の古里本店』のレポートです。
店舗概要
このお店は福井県吉田郡、県庁所在地の福井市~恐竜博物館のある勝山市を結ぶ国道158号線と言う道があるんですが、その道すがらにあって、直売所に生産工場を併設しています。
羽二重餅のメーカーは数ありますが、ここもその一つ。『永平寺御用達』、それがここのウリのようです。が、個人的なおすすめポイントは別。
それは、試食がほぼ全種に渡って出来る事です。
黄な粉のやつとか餡子が入ったり果てはチョコバナナマシュマロ味なんてやつもあったりします。元が羽二重餅なんで全部美味しいので、どれを買おうか迷ってしまうところ。ですが、これらがほぼ全部試食できますので、その上で好みの味を見つけて購入が可能と言う訳です。
創業昭和29年という、70年近い歴史を持つ老舗の店内はよくわかんないけど立派な調度品で溢れています。
商品ラインナップ
たっぷり30種はあろうかというラインナップをゆうに3周はしたでしょうか。
優柔不断な僕でもこれだけ試食し放題なら決めるのも容易というでした。
と言う訳で100%主観による羽二重餅を何点かご紹介していきます。
まずはオーソドックスな羽二重餅。餡子も黄な粉も何もなし、シンプルなほんのりとした羽二重餅本来の味を楽しめます。
安納芋の餡を挟んだ羽二重餅。元が和菓子だけあって、安納芋の濃い甘みが嫌みになる事なくお餅のおいしさを更に引き立ててくれます。
いちご餡をはさんだもの。個人的にはいちごジャムを挟む位とびぬけたものもありかと思ったんですが、まあ和菓子なのでそういったバランスを軽視したものはプロとしてNGなのかもしれません。
数あるラインナップの中で、一番異色な感じのものです。チョコバナナをマシュマロで包み、更に羽二重餅で包み込むという羽二重餅要らないんじゃとも思える一品。
他にもにっき入りの、何度食べても某京都のあの和菓子とまるっぽ同じようにしか感じられないものや
ぱっと見が水あめの様な生羽二重餅
など気になる商品はいっぱいありますが、ゆっくりと試食しながらお好みの品を見つけるのが良いかと思います。広い売り場スペースは歩いて巡って疲れた上に口の中があまったるいなんていうわがままな人には
中央に休憩スペースが設けられています。囲炉裏に掛けられたお茶はセルフですが、サービスで頂けます。
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:8時00分~17時00分
- 定休日:特になし。
- 駐車場:あり
- 住 所:〒910-1121 福井県吉田郡永平寺町松岡吉野35−21−1
永平寺から福井市へ抜ける道沿い、トンネルを抜けてすぐに南に折れる場所にあるので、東側からのアプローチがスムーズです。
まとめ
今回はこれで以上です。
基本的に羽二重餅の外れって食べたことがないんですが、味もいっぱいあるのでやっぱり試食してから買うやつを決めたいところ。ここなら思う存分試食して決める事が出来ます。