大阪には実に多種多様なラーメン屋さんがあって、中には名店と呼ばれるお店も多数あるんですが、一方で中には大阪のご当地ラーメンと呼べるものも存在します。
今回ご紹介するのは高井田中華そばを代表するお店7.5Hz。ごくごくシンプルな作りをしているのに一度食べたらまた食べたくなる、そんな不思議な魅力を持ったラーメンを提供してくれるお店をレポートしていきます。
店舗概要
府内五店舗を展開するチェーン店
麵屋7.5HZ、名前がちょっと独特ですがれっきとしたラーメン屋さんのお名前です。
その由来は割と深くて、かいつまんで解説すると7.5Hzは生まれたばっかりの赤ちゃんの脳波の波長数なんだとか。脳としてはベストな状態の波長なんだそうで、これは快感を得たり、未来に対してより鮮明に具体的にイメージをはっきり持っていく事で7.5Hzに近づくんだとか。要は不安を取り除き脳が幸福で満たされれば良いってことですね。
で、そんな幸せを提供できるようにっていうのがこの7.5Hzの由来なんだそうです。
おっさんが解説するので、なんか下ネタとかそういうのを期待していた方誠に申し訳ございません、オチすらありません。
おっさんが真面目に解説しているので、胡散臭く感じられるかもしれませんが、書いてある事そのまんまなのでご容赦ください☆
高井田に点在する高井田系ラーメン
そもそも高井田ラーメンとは、というほど僕も詳しくないんですが
ないんかい☆
大阪東部の高井田駅周辺で多く食べられているものを総称してそう呼ぶんだとか。その特徴は鶏ガラ醤油の極太ストレート、戦後からこの地域でなんとなくラーメンの需要があったのでこの地域に多くラーメン屋さんが集い、という事なので伝統食というよりもニーズに合わせて自然発生したご当地食文化というのが正確な見地といったところでしょうか。
アクセスなど
今回のお店は東成店なのでそのお店の情報を掲載していきます。
- 営業時間:11時00分~22時30分
- 定休日:水曜日
- 駐車場:なし
- 住 所:〒537-0022 大阪府東成区中本1丁目10−24
阪神高速13号の高架下向かいにあるので、北側を東西に歩いていなければまず気づくことはありません。隣にジャークチキンの美味しそうな匂いを醸し出すお店もありますので、浮気してしまいそうになりますので注意。
メニュー・味
安心の580円~
メニューです、ラーメンとチャーシュー麺の実、トッピングのほかはおにぎりのみ。
老舗和歌山ラーメン屋さんすら凌駕するシンプルさです。
表現がぜんっぜん響いてけえへんわ☆
最近のラーメン屋さんのインフレに真っ向から立ち向かってくれているかのような安定の580円~というのは正に庶民の味方と呼べる存在です。
チャーシュー麺でも1,000円いかない庶民に寄り添う一杯
この価格ならお金厳しいときはラーメン、普段使いにチャーシュー麺というちょっと贅沢という2択を使い分けることが可能です。今回はお金が厳しいけどチャーシュー麺1.5玉をチョイス。
高井田系中華そばと言えばこの乱切りにされたモリモリのネギ、それに極太麺。
量以上に食後の満足感も十分得られるので、そういった意味でも庶民の味方な一杯。
味は割とシンプルながら醤油のコクがしっかりと利いて、それが極太麺に良く絡んでくれます。スープでしっかり浸したチャーシューも勿論good。
当然スープは完飲が可能なほど意外なあっさり醤油なので、是非、麺のコシ、ネギの食感と共にスープ自体も味わってみてください。
まとめ
今回はこれで以上です。
もはやラーメンをブームと呼ぶには広くそして多くの店がありすぎるくらいになってしまったのですが、食べ応えのある極太と一周回って逆に新しい鶏ガラ濃い口しょうゆは隠れた大阪ご当地グルメです。賛否がとても別れるラーメンとしても有名ですが、ハマる人にはぴったりはまるので、是非一度味わってもらいたい一杯です。