まず琵琶湖は海ちゃうし、言うほど琵琶湖畔でもありません☆
今回は滋賀のラーメン屋さん『麺屋びわお』。
残念ながらそれほど琵琶湖に近いということもないんですが、白亜のお店の雰囲気は海辺のペンション。今回はそんな麺屋びわおさんをレポートしていきます。
店舗概要
今回の舞台は近江八幡市
このラーメン屋さんがあるのは滋賀県近江八幡市。『近江米』の名前の通り穀倉地帯が大きく広がる近江八幡市で、商業施設の多くは国道8号線と国道1号線に集中しています。このお店があるのは8号線沿いの食べ物屋さんの一つ。
外観も内観もまるでシーサイドペンション
近江八幡市は、というか湖南地域にある市町村は全部そうなんですが市の北部は全て琵琶湖で、必然的にそんな琵琶湖に合わせた水辺に似合う建物が多く見かける地域。
このお店も外観・内装とも白一色、見た目はちょっと豪華な海の家か海沿いのペンションです。
アクセス
- 営業時間
月曜日~木曜日:11時00分~15時00分、17時30分~22時00分
金曜・土曜日 :11時00分~15時00分、17時30分~1時00分
日 曜 日:11時00分~15時30分、17時00分~0時00分
- 定休日 :特になし
- 住 所:〒520-2571 滋賀県蒲生郡竜王町大字西横関162−2
- 座 席:カウンター・テーブル・座敷席
- 駐車場 :店舗敷地内に12台。
- 支払方法:現金のみ(食券制)
座席のバリエーションが多く、座敷席まで用意されているので家族連れでの訪問にも向いています。
メニュー・味
メニューです、食券制。ノーマルのラーメンは醤油と塩、それに鶏成分をプラスしたり、更に魚介をプラス。他にもにんにくたっぷりのギアセカンド、レモンたっぷりな塩レモンラーメンにつけ麺などバリエーションは豊富。
クエン酸たっぷりの塩レモンラーメン
見た目に一番インパクトがあるのはやっぱりこれでしょう。もう女子ウケ感満点の塩レモンラーメン。
非モテ系が女子語るなよ☆
多く語る必要はありませんね、もう少し濃い目スープがここのノーマル(主観です)なんですが、その分補って有り余るだけのレモンスライスが椀上に浮かべられています。
味は見た目の予想通り結構酸っぱい、ただ嫌味な感じはなくさっぱり涼やかな夏のメニューとしてぴったりかもしれません。
ノーマルの塩ラーメンも柑橘系香るさっぱり系
当家の人間、なぜかラーメンは塩という何だか中途半端なこだわりがある一家なんですが、バリエーション豊かなラーメン屋さんに来てもメニューが偏るのが難点。
塩レモンラーメンと比較すると少し濃い目ですが、基本コンセプトはあっさりめにまとめられているように感じられます。というのもこの塩ラーメンもそうですが塩レモンほどでないにせよ柑橘系がかすかに香るさっぱりさを感じさせる用に仕上げられているから。これは正に、シーサイドラーメンと言って差し支えありません。
陸路なら近畿で最も海が遠い地域です☆
一番目を惹いたギアセカンド
ギアセカンドと聞いて浮かぶのはやっぱりこれでしょう。
主人公ルフィが劇的に変化(パワーアップ)する技、これがラーメンに活きています。
ノーマルのラーメンがチップとみじん切りのWにんにくをふんだんに使用することで文字通り劇的にパワーアップしているラーメン。ラーメンそのものがもはや別物に変化している辺り、ギアセカンドという名付けに遜色ないものになっています。
ONE PIECEのくだりは全部筆者による想像です☆
味はもうあっさりとするには無理があるでしょう、もうこってこてです。二種類のにんにくが使用されているのがミソで、スープに溶け込み常ににんにくの香りを楽しめる細切れにんにくと、半ば具のように任意にラーメンにコクをプラス出来るスライスにんにく、素人がにんにくだけに頼って作ったらどう考えても失敗しそうなコンセプトを見事一椀にまとめ上げてある逸品です。
まとめ
今回はこれで以上です。
美味しいラーメン屋さんって濃くなっていく傾向にあるんですが、このお店はそういう安直な道に進むことなく自分とこの個性を出せているのが好感を持てるお店です。
由来は不明ですが、毎月2日はお得な『びわおの日』というのが開催されているようなので、所見の方はこの日をめがけていくのもありかもしれません。