今回は岐阜にある老舗酒蔵『三輪酒造』さんのご紹介です。
- 日本の古き良き歴史や文化を今なお守り続ける白川郷を、お酒で何かしらお伝えしたい
- 白川郷という銘柄を通じて、濁酒の美味しさにとどまらずその奥深さをお伝えしたい
岐阜県の鑑と言うべきか、白川郷が大好きなメーカーさん。勿論主力ブランド名は『白川郷』、では今回はそんな三輪酒造さんをレポートしていきます。
酒蔵概要
この酒蔵があるのは岐阜県大垣市。岐阜県南西部の中心『大垣城』城下町に当たる場所にあります。創業1837年、実に200年弱の歴史を誇る由緒正しき酒蔵さんと言えます。
現在で8代目を数えるこの三輪酒造、清酒も勿論ですがにごり酒とどぶろくに力を入れていて、主力ブランド『白川郷』は世界遺産の名に負けない位に全国のみならず世界へ向けて発信する有名なブランド。最近ではお酒だけでなく、バレンタインのチョコになったりしている、とても躍動的なブランドと言えます。
この『白川郷』は六代目『三輪春雄』の時代、白川村村長から『どぶろく祭り』用のどぶろくを作って欲しいという依頼がきっかけと言われていて、昭和51年に誕生。以来40年以上の歴史を持つお酒です。
取扱いブランド
主力ブランドはやっぱり白川郷。
他にも、最近特に注目を浴びる岐阜の(美濃国の)雄『斉藤道三』から来ているのだろう『道三』など色々揃っています。
ささにごり『白川郷』
ささにごりというのは『うすにごり』解釈して差し支えないでしょう。どぶろくや濁りと言われるお酒はかなり甘いので、美味しいんですが飲むシーンを選びます。当然ですが、カレー・シチュー・白ご飯は全く合いません。
それ日本酒全部そうじゃない?
その点、このささにごりは甘さ控えめ、好みですがキンキンに冷やして飲めば程よい甘さと爽やかさが同居する美味しさが味わえる俄然飲みやすいお酒に変貌します。
道三吟雪花
もう一つのブランド『道三』。
『マムシ』の道三と言われるだけに結構な辛口を想像していたんですが、淡い飲み口と香り高さ。すっきりした飲み口が楽しめる冷やで頂きましたが、このお酒本来の味を楽しめる常温で楽しむのもお薦めなんだとか。
アクセス
- 住 所:〒503-0923 岐阜県大垣市船町4丁目48
- 駐車所:特になし。
まとめ
今回はこれで以上です。
この酒蔵は大垣市のシンボル『大垣城』からもほど近く、途中桜で有名な『御登鯉橋』などもあって、風光明媚な道が続きます。どこか歴史深さを感じさせる街並みを感じながら観光を楽しんだ後、お土産何にしようかなと迷った際に正に最適な位置に、最適な商品を扱う蔵さんです。『麒麟がくる』観光がてら覚えておいて損はありません。