京都はラーメン激戦区と言われている(らしい)けど、餃子も負けていません。
というか、京都に住んでいるからか関係ないのか、昔から餃子食べる事に困ったことがありません。そう、『餃子の王将』があるからです。
今回はそんな訳で、余りにメジャーすぎる餃子店のせいで、いまいちスポットライトを浴びる事が少ない(気がする)んですが、京都の老舗餃子店をご紹介、ミスターギョーザです。
東寺から西へ、住宅が立ち並ぶ道々の中に忽然と現れるこの『ギョーザ』の文字、屋根の褪せた色が古くからの歴史を感じさせます。創業昭和46年、実に40年以上ここでひたっすらギョーザを提供してくれているお店と言えます。
ここでのギョーザの楽しみ方は大きく二つ、テイクアウトと店内飲食。
店のメニューです、一応ラーメンとから揚げ、キュウリのマル漬けはあるものの、店内提供物の殆どがギョーザ、ギョーザとライス、ギョーザとビール。僕自身こちらで、ギョーザと〇〇にラーメンが入った事はありません、それほどにここ来たら『ギョーザ』それがセオリーであり、無意識に口にしてしまう呪文のようなものなんです。
テイクアウトの方も概ね値段は変わらず。10円はもはや包装等代金と割り切ってしまいましょう。
今回はテイクアウトやったんですが、もう箱から漏れ出る香しい匂いは理性を奪うに十分。
人間ですから。
欲望のままに口に流し込みたい気持ちになるんですが、そこはビールと共に味わう旨さ、それだけを頭に思い浮かべ明鏡止水、心穏やかに帰宅しましょう。
欲望に負けかけとるやないか・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o
結果勝てればいいんです。
さて、肝心のギョーザですがこんな感じ。
大きすぎず小さすぎず、焼き目程よく、オーソドックスながら一つの完成形ともいうべき『THEギョーザ』と言って良い一品です。
無論焼き立ての方がおいしいのは当たり前っちゃ当たり前の話なんですが、ここの特徴としては冷めてもそれはそれで美味しい、おいしさが保たれるというより、冷めてるが故のおいしさが楽しめるというのが嬉しい点です。
敢えて冒頭に餃子の王将の話を出したんですが、オーソドックスな餃子という意味ではここの餃子は同系統と言えると思います、その細かな一点一点がこっちの方がおいしい(片やチェーン店やしね)、そんな感じの一品です。
なので、見た目の照りとか独特のタレとか、肉汁がじゅわっととかそういう派手な要素は一切ないんですが、逆にそういうインパクト部分を排除したが故の(多分)毎日でも食べられる様に、作られたのがこの餃子なのかなと勝手に思います。
近所には六孫王神社。
東寺エリアは『東寺』『六孫王神社』『ミスターギョーザ』さえ押さえておけば間違いないです。
完全にお前の趣味やないか~いヘ(__ヘ)☆\(^^;
京都水族館エリアとはJRのふっとい線路挟んで向かい側、これを南北に行き来しようと思うと、ちょっと熱中症で倒れることが出来るくらいには離れているので、こっち方面行く予定ないけどどうしても食べてみたいという方は、通販もやっているみたいなんでこちらもどうぞ。
- 営業時間:11時30分~20時30分
- 定休日:木曜日
- 駐車場:なし
- 住 所:〒601-8464 京都府京都市南区唐橋高田町42