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受験生の強い味方。首から上だけの大仏様『無量光寺(和歌山県)』

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今回は和歌山県にある無量光寺のご紹介です。
こちら正直言って観光地としての知名度はそこまで高いわけでもないんですが、首から上のお願い事を叶えてくれるという『首大仏』様があるお寺です。
では、今回はそんな首大仏の『無量光寺』さんに一礼。

寺院概要

このお寺があるのは和歌山県和歌山市

このお寺があるのは市のシンボル和歌山城からワンブロック挟んだ南側。大きな道から少し遠ざかった路地の間にあるので、都会な中にポッカリと空いた正にオアシスのような場所です。

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創建の歴史など

このお寺は江戸時代後期、この一帯を治める紀州第10代藩主『徳川治宝(とくがわはるとみ)』の命によって1829年、京都の法然院を模して創建された浄土宗の寺院です。治宝はこのお寺を念仏道場として定め、堂塔を建てるなどのちからの入れっぷりだったんですが、明治時代には一度全焼。規模が縮小されて現在に至るというわけです。

住所・アクセスなど

  • 住 所:〒640-8137 和歌山県和歌山市吹上5丁目1−35
  • 駐車場:境内東側と南正門前にあり。

境内散策

境内には枯山水など寺ならではの庭園などは見かけませんが、綺麗に刈り揃えられた芝生の緑が目に優しい、巡っていて気持ちの良いお寺です。

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本堂

南側のご門から正面奥に見えるのがこのご本堂。

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首大仏様

本堂向かって左側に立つ遠目からでもものすごく目を引くこの首から上だけの大仏様。

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元々は大福寺というお寺の大仏様で初代のものはちゃんと首から下もある坐像だったそうです。ですが、一度焼失。銅製なので溶けても消えてなくなることはなかったのでこの萌えた後の銅を再利用してもう一度大仏様を建立しようとするんですがちょっと経済的な面から途中で断念。結果この首から上だけの大仏様が建立されるに至ったというわけです。

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首から上の願いを叶えてくれる大仏様と言われています。首から上と言われてもピンとこないかもしれませんが頭の悩み、つまり賢くしてほしいというお願い事がなされるようで、地元の高校生はじめ受験生の人気を集めています。

御朱印

御朱印はお堂前に置かれた缶の中に書き置きがあります。丁寧な説明書きとともに置かれたものを持っていく方式。

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正直持っていく時に納めなくてもバレる事はまずない中でもちゃんと朱印代を納めてあるのを見るにつけ、日本人って何だかいいもんだなという気持ちになります。

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まとめ

今回はこれで以上です。
写真だけだとなかなか伝わりにくいかもしれませんが、間近で見ると結構迫力があります。怒っているようにも微笑んでいるようにも見える顔。通常この大きさの大仏様は見上げることになるので目線が合うことはまずありませんので、威厳がある半眼を当目線で拝観したいという方はこちらです。

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