今回は奈良にある金魚ミュージアムのご紹介です。
奈良には金魚を名産とする大和郡山市があります。
その金魚をアートとして配置したミュージアムが奈良にはあります、それが金魚ミュージアムです。
館概要
ミュージアムがあるのは奈良市内
ここは奈良県奈良市、実際に訪れるまでは信じられないんですが市内にあるショッピングモール『ミ・ナーラ』の4Fにあります。
※グーグルマップでは何故か正しく表示がなされず、よくわからない場所を指示されますが、住所の表記の方を信じましょう。
1~3Fは至って普通のショッピングモール、むしろちょっと場末感の漂う館内、4Fに上がった一角にミュージアムがあります。
金魚+アート
入り口に至るまで、ここがどんな感じなのかちょっとだけ公開されています。
様々なオブジェなどに金魚鉢を配置し、金魚とオブジェを同時に楽しむ。ここは金魚+オブジェ=アートとして表現した美術館のような場所。
筆者が言うと安っぽいですが、(多分)著名なアーティストによって造られた空間が広がる気軽に楽しめる美術館になっています☆
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:10時00分~17時00分
- 定休日 :木曜日
- 住 所:〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南1丁目3−1 ミ・ナーラ 4階
- 座 席:カウンター・テーブル計34席
- 駐車場 :あり
- 支払方法:現金のみ
ミ・ナーラの駐車場を利用すれば買い物しなくても2時間、買い物をすれば4時間無料になります。これは金魚ミュージアム観覧でも有効なので、駐車場の心配は必要ないでしょう。
館内散策
入場料はこんな感じ、ここに限らず水族館系ってちょっと高めな気がするんですが、動物園より水を扱う分だけ色んなものにコストが掛かるということなんでしょうか。
館内は大きく6人のアーティストそれぞれが作り出す6つのエリアに分かれています。
※エリア毎のアーティスト名は敬称略。
エリア1:堀としかず
入ってまず広がるのがこのエリア。向かって右にはモノクロで描かれた絵、左には水槽。金魚は綺麗ですが、なんだかそれだけの物足りない感じに見えます。
この屏風絵のような壁は触れるとライトアップ。そして鮮やかな金魚と鹿の絵が浮き上がる仕掛けが。
エリア2:UWS ENTERTAINMENT
色とりどりな照明の元に置かれた水槽。
それぞれ色の違う照明に照らされる金魚たちは全然違う魚に見える不思議な光景が広がります。
エリア3:plantica
ここまでどちらか暗い中でしたが、次のエリアは打って変わって眩しいくらいに明るい部屋、そこには壁一面の花が。
壁に据えられた水槽一つ一つにはもちろん金魚がいて、花をバックに金魚を鑑賞することが出来ます。なんだか空中に浮いているようにすら見える不思議。
エリア4:AyumiEndo
次のエリアは観る・魅せるというよりも撮るエリア。
一面原色の中に水槽が4つ、非現実的な感じの空間は真ん中に座るとなんだか不思議な気分になれます。
エリア5:KAZ SHIRANE
向かって左には鮮やかなミラー、右側に水槽を配置するエリア。
エリア6:GA☆KYO
ラストは、プリズムの空間の内側に水槽が配置されたエリア。
遊園地のアトラクションか何かのように見えますが、れっきとした水槽です。
まとめ
今回はこれで以上です。
個人的に見識が浅いので、芸術はあまりわかる方ではありませんがここはそういった知識や感性が鋭い人でなくても気軽に楽しめるように作られています。金魚を観るというよりも金魚をコンセプトにしたアート・オブジェを見る場所と認識して訪れるようにしましょう。