今回は大阪にある『難波八阪神社』のご紹介です。
この神社の特徴は何と言ってもこの獅子。
正面に立つとものすごい迫力のこの獅子を大阪でも有数のパワースポットでもあります。では、今回も難波八坂神社に一礼。
神社概要
この神社があるのは大阪難波
この神社があるのは大阪市浪速区。大阪一、二を争う繁華街難波。難波と言ってもとても広く、神社があるのはエリア南側にある南海なんば駅から西へ歩いたすぐの辺りです。
中心部こそ色んな飲食店やお店が立ち並ぶ賑やかな場所ですが、この神社のあたりはちょっと外れた静かな地域。
神社の御由緒など
創建の歴史
社殿などは真新しい感じを受けますが、この神社の歴史はとても古く仁徳天皇の時代まで遡ります。この地域で疫病が流行った際、牛頭天王が降臨しこれをお祀りしたのがこの神社の興りとされています。
ここより北にある難波神社を難波上宮と呼ぶのに対しこの神社は『難波下宮』と呼ばれ、この地域一帯の産土神(その土地に生まれた人を護る神社・神様)として信仰を集めていました。この頃のお寺と神社の境界線は曖昧で、どちらとも分類されることなかったんですが、明治時代に入り神仏分離の流れを受け、今の難波八坂神社となり現在に至っています。
御祭神・ご利益
ここの御祭神はこの神社の興りとも縁の深い素戔嗚尊、そしてそのお妃様の奇稲田姫命、八柱御子命。八柱御子命は素戔嗚尊・奇稲田姫命の間に生まれた8人の皇子で八将軍・八将神とも言われています。
ご利益は魔除け・厄除け、それに夫婦和合・恋愛成就。素戔嗚尊の武神としての強さと、夫婦としてのご利益が期待できるパワースポットです。
アクセスなど
住 所:〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町2丁目9−19
駐車場:特になし。
良いのかどうか不明ですが、単車程度なら境内に乗り入れて止めている人をちらほら見かけます。
境内散策
御本殿・拝殿
南側鳥居から正面最奥にあるのがご拝殿と御本殿です。
立派な社殿と、その手前には立派な御柱もあるんですが、残念ながら何と読めば良いのかわかりません。
獅子殿(獅子舞台)
この神社一番の見所で、この神社一番のパワースポット『獅子舞台』。
高さ12mのこの獅子は写真で見ても迫力がありますが、目の前に立つと見下ろすような視線を感じる獅子は迫力満点です。
- 勝運向上
- 商運向上
- 学業向上
素戔嗚尊のご神徳を更にパワーアップさせてくれるスポットです。
篠山神社
神社境内にはひっそりとした小さなお社があります。それが『篠山神社』です。
食い倒れの街難波と言われますが、江戸時代、この地に青物市場が造られたのがその始まりとされています。
その建造に尽力した大阪代官の『篠山十兵衛景義』の功績をたたえて建立された神社です。
戦艦陸奥主砲記念碑
境内にある十字のレリーフのようなものと菊紋の碑。これは戦艦陸奥の記念碑だそうです。
『補用抑氣具格納筐』というのは主砲の弾を込める際の蓋として使われていた部分。
第二次世界大戦でサイパン近海の守備戦の際艦員1000余を連れて沈没、このレリーフはその鎮魂のために建てられたものだそうです。
御朱印
御朱印は社務所にて頂けます。
この神社の象徴『獅子舞台』がどこか可愛らしく見えます。
まとめ
今回はこれで以上です。
この神社のすぐ100m程北には、たこ焼きとかお好み焼きとかを食べ歩く事ができる道頓堀エリアがあったりとすごく賑やかなんですが、境内に一歩踏み入れると不思議なくらい静けさに包まれています。その中で勇壮にそびえ立つ獅子舞台は大阪でも有数のぜひともご覧頂きたいスポットです。