今回は滋賀県にあるラーメン屋『じんべえ』さんのご紹介です。
魚介系スープってありますよね、最近ではすっかりおなじみになりました。
その名の通り魚介の香りがすごく強くて好きな人にはたまらないジャンルのラーメン・つけ麺だったりするんですが、今回はそんな魚介系の進化系ともいうべきラーメンを提供してくれるお店のお話です。
店舗概要
お店があるのは滋賀県の南草津。南草津はふた昔前まで何にもなかったのに立命館大学・竜谷大学・滋賀医科大学がひしめく学園都市です。当ブログでも度々ご紹介している通り、それら大学に通う学生たちを目当てになのか、ラーメン屋さんがひしめき合う一大ラーメン都市でもあるんです。
ラーメン都市って何やねん☆
このラーメン屋さんがあるのは『ラーメンストリート』と僕が勝手に呼んでいる南草津駅~立命館大学に繋がる道から少し離れた立地でちょっとやらかしたお店。とは言え
色々あんたが勝手に言うてるだけや☆
お昼時をとうに過ぎた時間帯でも後から後から入店するお客さん。滋賀のどこにこんなけ人がいたのか、ランチは特にずっと人が絶える事のない人気店です。
メニュー・味
メニューです、食券制。一人客の時には後から入店して僕より先に注文ねじ込もうとするやつにイラっとする事がないのでよいと思う反面、子連れ時には後ろでちょいちょいイライラしているおっちゃんとか見るとこっちが逆にイラっとしたりと、やはりシステムに一長一短を感じる今日この頃。
おっちゃんの愚痴は正味どうでもいいんでメニュー解説お願いします☆
店名の頭にもある通り『煮干し』系のメニューがメインのようです。ラーメンは『和え玉』という替え玉を予めオーダーしておくのがメインスタイル。
今回オーダーしたのはこちら、あん肝蕎麦。
そう来ましたか
どない来てん☆
正味魚介系ラーメンは出し尽くされた感はありました。強い旨味と濃厚な魚介の香りは見るもの、食べる者を惹き付けてやまなかったわけですが、元の味が濃い分汎用性に乏しい、それが個人的な感想。そこをあっさりにしたり、豚骨を足したりといった各店毎の味の探求は見受けられるものの、ここまで抜本的なメニューの拡がりを見たのは初めて。
濃厚、そして芳醇
鶏パイタンのような味わいの上にあん肝をぶちこんだ感じ。あん肝はしばしば海のフォアグラと呼ばれたりします。フォアグラは濃厚なバターの様と比喩される事がありますが、これは正に海のバターと言ったところ。味の濃厚さは好みに応じて、付け合わせの大葉・レモンで中和してみましょう。
量は若干少な目で、『和え玉』という替え玉を頼む事をベースに設定されているみたいです。
そこそこ値が張りやがると思う方もいるかもしれませんが
まるで自分はそう思わなかったかのような口ぶりですね☆
名前を見てもわかる通りただの替え玉は一つもなく、お店のコンセプトとして、味変の様に一杯目と替え玉投入の二杯目をがらりと違う味で楽しめるように狙ってのことと思料します。
と言う訳で二杯目の和え玉『あん肝バターの和え玉』です。
違った味を~とかめっちゃ語ってたやん?!
まあそうやって楽しみたい人はご自由にどうぞ~と言う意味です。
一杯目のあん肝に比べよりあん肝感が隠れる事無く表に出てきた感じ。貧乏人なんでフォアグラは無理やし冬はあん肝ばっかり食っている僕にとっては、二杯目のあん肝如き飽きる事は全くありません。
濃厚煮干しつけ麺。もはや麺の太さがうどんです。茹で時間かなり長し。
ある程度予測していた事とは言え約半分食べて『ご馳走様』。
和え玉要らんかった。。
ある程度知ってて頼んだんやろ?
旨かったんでつい。
モチモチっとした食感に濃厚なスープがかなりイイ感じに絡んでくれます。つけスープがすっかり冷めてしまっていたので、本来の味を楽しむ事が出来なかったので、深いコメントは差し控えます。
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:11時00分~15時00分、18時00分~21時00分
- 定休日:特になし
- 駐車場:あり
- 住 所:〒525-0072 滋賀県草津市笠山5丁目1−68
滋賀県草津市内『医科大学北口』交差点を北西へ。店前に数台分の駐車場はありますが、人気店なので止められないケースも出てくるかもしれません。
まとめ
今回はこれで以上です。
魚介系は魚介系で好きなんですが、それ以上にあん肝が大好きな僕にとってドストライクな今回のあん肝蕎麦。正味こってこてですが、付け合わせの大葉とレモンでさっぱり味わう事も可能なので、あん肝から想像するようなくどさはありません。
僕個人の体験としてはあん肝ラーメンが食べられるのはここだけ、是非一度ご賞味。