丹生とは地方名の様で、今は和歌山の高野山麓の辺りを指す地方名だそうで。
山頂を上る中、高野山までの道のりに、丹生官省符神社・慈尊院、丹生酒殿神社、そして今回の丹生都比売神社があります
三社は地方としては同じところにあるものの、麓から山麓まで車で30分超の距離がある為、三社を巡る時は一日を費やすつもりで行くことをお勧めします。
さて、今回目的地は高野山への山道中腹を逸れた位置に鎮座します。
のどかな山道・農道を抜け、いや農地に囲まれた一見田舎の普通の神社に見えますが、実はここ、世界遺産ですwとりあえず今回も神社に一礼。
ここのまず見どころはこの鏡池と輪橋です。
モネというと言いすぎでしょうかw訪問日の日和にも恵まれ、陽光に照り返す池と橋と蓮はもう絵画ですw
これは、橋上から見た二の鳥居。
二の鳥居から眺める本殿。ここはほんとに映えるスポットに事欠きません。
まず本殿にお参り。
天気が良すぎて写真の映像が少し焼けたようになってしまいましたw
ご祭神は4神。
丹生都比売大神
高野御子大神
大食比売大神
市杵島比売大神
丹生都比売大神は天照大神の妹神とされ、ご利益は諸々の災いを払い除け、一切のものを守り育てる女神とされ、不老長寿、農業、養蚕の神とされています。
パワースポットと称されるだけのご利益を期待して合掌。
また、丹生を冠する神社だけあってご祭神も同じ方をお祀りしています。
前回お参りの際は気づかなかった(というかなかった?)のですが、ご本殿を拝めるように物見の枠?が設けられていました。お陰で4社がずらりと居並ぶ様が一望できました。
お参りがすんだところで御朱印を頂きに社務所へ。
頂いている間に授与品を物色。可愛い金の成る木が目を惹きました。御朱印には紀伊國一之宮の文字が。
境内社の佐波神社。
境内の全体図です。
今回は以上です。
ご参拝一つとってもなかなか一苦労の立地ではありますが、見どころありご利益期待の世界遺産です。丁度参拝にも散策にもピッタリの旅館もあります。
(⇒山荘 天の里)
ご参拝は是非天気のいい日をご選択下さい。
どこまでも続くのどかな山々は時がゆっくりと流れているようで、こんなところで一日のんびり出来るって最高の贅沢といえるでしょうね。
- 住 所:〒649-7141 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
- 駐車場:あり