今回ご紹介するのは勝山市にあるお蕎麦屋さん『のむら屋食堂』。
福井県には色んな場所で思い思いのものをとんかつに掛けて、それを丼に乗っけるという変な独特な習慣があります。
今回はそんなご当地かつ丼と越前そばをいっぺんに楽しんでしまおうという企画です。
店舗概要
このお店があるのは福井県勝山市。福井県の内陸部という、県内唯一にして絶対正義『越前ガニ』とはおよそ縁のない地域で、観光客は殆どが永平寺で留まり中々目を向けられることのない地域だったんですが
普通に失礼な事言ってるよね☆
ある時、市内の一施設が大ブームに。『恐竜博物館』です。
以来ちょっと施設周りは変な混雑に見舞われ、GWなんか近づくのすら辟易とする一帯になってしまった、それが勝山市です。
お店があるのはそんな無駄にやかましい市の中心部から南に逸れたお隣の大野市との境の商店街にある、地元のお客さんに愛されているんだろう事が窺える立地のお蕎麦屋さん、こういうところの方が美味しいお蕎麦が頂けるという事を本能的に理解している僕は一も二もなくこのお店を選んだという訳です。
さも巡り合ったかのように言ってますが、google mapで調べたってだけです☆
メニュー・味
福井県のソウルフードが余すところなく表現されたメニューが揃っています。
今回福井旅行でまだ食べていないのは二つ、越前そばと醤油かつ丼です。しかし現地で食べられるのは後1食、どうあがいてもどっちかしか食べれないのです。
じゃ両方出てくる店にしたらよくね?
という天啓により導きだされた結論がこれ。
この福井県大野市名物『醤油おろしかつ丼』及び『越前そば』は、本来なら大根おろしをあしらうものなんですが、そんなもんは要らんと初めからカットを要求。
じゃあ別のもの食べたらええねん☆
食べないパセリとか初めから載せなければいい派です。
越前そばの特徴はラーメンでいうところの平打ち麺で、一本が薄く幅広に切られています。一本が太い訳でないのがミソで、そばを噛む食感とつるんと流し込む喉越しの両方を楽しむ事が出来る、ちょっと得した気分になれるのが特徴です。
醤油かつ丼、醤油は後からかける手法なので出てきた当初は味なしかつ丼です。
見た目の通り、かつお節と大葉に彩られた和風テイストたっぷりのかつ丼は、醤油を結構多めにかけてもやっぱりあっさり。ソースかつ丼は濃いのでちょっと。。と言う人にこそお薦めの丼です。
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:11時00分~14時30分、17時00分~21時00分
- 定休日:水曜日
- 駐車場:あり。
- 住 所:〒911-0804 福井県勝山市元町2丁目13−32
福井県勝山市内県道17号線を一本西へ。お店はちょっと奥まってて、予め場所を知ってないと通り過ぎてしまいます。
あんまり太い道ではありませんので、徐行しながらお店を探しましょう。お店前と向かいのケーキ屋さんの裏に駐車場があります。
まとめ
今回はこれで以上です。
知名度でいえば、福井県は『ソースかつ丼』なんですが、諸事情により
昨日食ったってだけやろ☆
醤油かつ丼を食べてみたんですが、個人的にはこっちのが好みです。というか、いつも食べている卵とじかつ丼とも親和性が高そうなので、馴染みやすいと言った方が良いかもしれません。そもそもとんかつが美味しい時点で何かけても美味しいので
身も蓋も無い事言っちゃったね☆
好みやその日の気分に合わせてどのかつ丼を選んでも美味しく食べる事が出来るお店です。