今回ご紹介するのは布忍神社です。
大阪は松原市の六社巡りという元旦から15日にかけて六社を参詣する事で
開は、ひらく・はじめる 運は、はこぶ・めぐる
『めぐり・はじめる』 六社参拝で開運を祈念します。
との事です。
では、そんな松原六社参りの一社、布忍神社へ一礼。
本殿まで
阪和自動車道松原JCTから西へ、国道309号線へ。そのさらに西に流れる西除川の沿いに位置するこの神社。松原六社の一つとしての案内がこちら。
境内はあまり広くなく、鳥居をくぐりすぐに本殿に辿り着きます。
境内はこんな感じ。
手水舎の水鉢がちょっと特徴的でした。
境内散策
白蛇神社・末廣稲荷
比較的真新しい鳥居と石囲いの白蛇大神の銘があるお社。蛇は結構怖い印象を持っている人も多いかもしれないですが、金運の縁起とされることが多く、財布に抜け殻を入れるといいとか、とりわけ白蛇は家を守ってくれるとか、とかく信仰の対象とされる事も多い生き物です。
末廣稲荷。お稲荷さん=狐も畑を害獣から守る性質から豊穣転じて商売繁盛の神様として信仰されることが多い神様です。
この一帯の家運向上に一役を担っている神社のようです。
イチハラヒロコの恋みくじ
こちらの神社、六社巡りの一社としてだけでなく、有名なものがもう一つ。それがこの神社の恋みくじです。
現代美術アーティストであるこの方のプロデュースしたおみくじが余りにも斬新という事で、最近話題になっているようで、この異様に膨らんだおみくじの結び処がその人気を物語っています。200円という時流に胡坐掻かないお手ごろさも人気の一つなんでしょう。おっさんには無縁の恋みくじですが、記念に引けばよかったとずっと後悔しています。
御由緒・御朱印
この神社の御祭神は三神。
速須佐男之尊(はやすさのおのみこと)
建甕槌雄之尊(たてみかづちおのみこと)
八重事代主之尊(やえことしろぬしのみこと)
はっきりとした創建は不明ですが、この神社の名前でもあるこの地域の地名『布忍』は、布忍入姫命(ぬのしいりびめのみこと)から来るそうで、日本書紀に登場する日本武尊の娘の一人とされる神様である事から、その過程でこの地域に信仰対象としてのお社が築かれ、地域に根付いたんだろう事が推察されます。
御朱印です。御朱印他にもどちらか女性人気の高そうなかわいらしいお守りが目立ちます。また、御朱印帳の取り扱いもありました。
アクセスその他
- 住 所:〒580-0025 大阪府松原市北新町2丁目4−11
- 駐車場:あり
電車の場合:近鉄南大阪線『布忍駅』徒歩5分。
車の場合:阪和自動車側道『西大塚』交差点を西へ。西除川側道を北すぐ。
まとめ
今回はこれで以上です。僕の参拝中もちらほらとやはり女性の参拝客とすれ違いましたが、このおみくじのインパクトは大です。ただ、参拝の入口はどんなでも興味を持てば参拝の頻度も増え、結果的にせよ神社が賑わいを見せる一環となっているんやからええ活動やなと思います。どんな言葉が飛び出すかわからないですが、一度文字通り運試しにご参拝はいかがでしょうか。