今回は京都にあるラーメン親爺さんのご紹介です。
京都はラーメン激戦区と呼ばれるだけあってそれこそ星の数ほどラーメン屋さんがあり、日々シノギを削り合っている土地柄なんですが、その中でも昔からそこにあって、昔から名店と呼ばれる店がいくつかあります。今回の『ラーメン親爺』もそんな京都の老舗名店の一つに数えられるお店です。
店舗概要
お店があるのは右京区妙心寺の近所
今回の舞台は京都市右京区です。通りで言うところの丸太町通から一本北に入った少し狭めの路地にこのお店はあります。お店のある通りは臨済宗の総本山『妙心寺』から連なる道で、同じ通り沿いにはどっちかというと精進料理や割烹等のお店が並ぶ、いかにも京都らしい細い静かな場所です。
店を切り盛りする大将は今どき絶滅危惧種とも思えるような頑固一徹の江戸っ子、そんな言葉が似合いそうな元気ときっぷの良さげなおじいちゃん。
ここ京都です☆
イメージです、イメージ。
店内にも一切の飾り気はなし。如何にもラーメンを食べる場所に余計な装飾は要らないとでも言うかのようなシンプルな店内です。
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:土曜日、11時00分~21時30分
- 定休日 :火曜日・水曜日
- 駐車場 :なし。
- 住 所:〒616-8057 京都府京都市右京区花園木辻南町22
- 座 席:カウンター・テーブル計14席。
- 支払方法:現金のみ。
夜の営業終了が若干早い代わりにランチ休憩がないので、昼ごはん食べる時間を逸してしまったときなんかに重宝します。
メニュー・味
メニューです。頑固一徹はメニュー表など作りません、壁に堂々はられたもののみ。しかも紙の年季の入り具合を見ても、ずっと前から変わらないメニュー構成であることがわかります。
ラーメンの安定感は流石の老舗名店っぷり
ラーメンです。いわゆる醬油ブラックとか、黒醬油系と呼ばれる黒い濃いスープ、中太麺で、バラと赤身のバランスにこだわりを感じさせるチャーシュー。
ご当地ラーメンの一つ『富山ブラック』や、京都にも黒醤油系のラーメンは色々とありますが、このラーメンは僕の知る中で黒醤油系ラーメンNo.1と言って良いでしょう。
中太で噛みごたえのある麺は麺自体の味も感じられ、ほんのりと香る胡椒としっかりした醤油の味は長年考え抜いた末にたどり着いたバランスの良さを感じさせます。
まとめ
今回はこれで以上です。
頑固親爺さんのラーメン屋はメニューにも融通が効かず、チャーハンはおろか餃子すらありません。ですが、それでも何ら問題を感じさせない圧倒的なラーメンの美味しさがあります。単品で物足りない方はチャーシュー麺、更にその上にあるダブルチャーシュー麺もあります。