野菜あんかけうどんで身も心もあったか。勝運も授かれる『さか井食堂』

京都府のグルメ

今回は亀岡市にある『さか井食堂』のご紹介です。
寒い季節あったか～いうどん、食べたいですよね。今回はそんな時にうってつけのおうどん屋さん。しかもここは何かと近くの勝運の神様にもご縁がるんだとか。
今回はそんなお話です。

店舗概要

今回の舞台は京都府亀岡市。『麒麟がくる』で絶賛町おこし中の街の一つです。

お店があるのは町の中心『亀山城址』の城下町のような場所、現在は宗教団体の施設になっていて、自由に歩き回るのにはちょっと遠慮してしまいますが、施設立ち入りなど制限を守れば特に咎められることもないので、城下町散策に適した地域です。

店内は地元のお客さんでほぼ満席。店内にはランチを楽しむ会社員や、お酒を楽しんでいるおじいちゃんが気持ちよさげにテーブルで、そして掘りごたつになった座席でくつろいでいます。

このお店は駅前にあって、しかも結構細い道沿いにあるんですがちゃんと駐車場が５，６台用意されています。その場所が向かいの神社。

そんなご縁もあってなのか、このお店では毎月17日には『１・７・り（いなり）の日』という事で、限定の稲荷寿しとうどん・そばのセットがオーダーできます。

勝運上昇のご利益があるお社だそうで、お参りしてこのおいなりさんを頂けばそのご利益も倍増というものでしょう。

駐車場は上述の通り向かいの形原神社境内。神社が月極で賃貸しているようで、個人さんへ貸し出しているスペースもあるので間違えないようにしましょう。

メニューの抜粋です。昔は町内に一軒は見かけたうどん・そばと丼を食べさせてくれるお店です。

冬季には心も体もあったまるあんかけやなべ焼きもあって、お店の前を通るとつい入りたくなってしまうラインナップが揃っています。

夏は我慢大会のメニューですが、冬には本当にありがたい汁最後の一滴まで熱々が楽しめる野菜あんかけうどん。

きのこやねぎ白菜など寒い日に食べたくなる野菜もたっぷりなら、すりおろした生姜もたっぷり。生姜の塊飲まないようにしっかり混ぜてから食べると、熱い。まあ当然なんですが、この熱々加減と生姜の作用で体の芯から温まります。

セットにできる丼はバリエーションも色々。

ミニというにもかかわらず、大ぶりな天ぷらが一匹堂々センターを占める天丼です。
ご飯は一見シャバシャバに見えるんですが、いい感じに汁が染みるだけ染みている一方で、米のふやけた不快な感じもなく出汁も美味。正直そこまでの期待していなかっただけになおの事おいしさが際立ちます。

今回はこれで以上です。
こういう定食屋さんが健在なのは一重に地元で愛されているか、これに尽きます。
美味しいけど懐かしい、そしてほっこり温まりたい。そんな定食屋さんを求めている方はこちらです。