サンドブラストってご存じですか。
グラスやお皿に砂(研磨剤)を吹き付けて、模様を刻む加工法の事を指します。
今回は日頃youtubeしか見ない当家の子(9歳)を焚き付けて行ってきた体験ツアーの話です。
アソビューで検索&体験予約
いざこういう工芸教室みたいなのってどこで誰が開催してくれているのか、調べるのって難しいですよね。うちではアソビューを利用しています。
本来ポイ活のレジャー施設版とか、施設の割引が50%くらい割引されたりするので、そっちを目的に使う人が多いようなんですが、無精な僕にそんな細かい話は無理。
だからお金溜まらんねんで☆
ですが、単純にどこで体験教室があるのか探してみたりするだけでも
こんな感じでいっぱい検索に引っかかるので十分に利用できます。
例えば2,000円だったとして高いのか安いのか他のと比べてみたり、どのくらい時間がかかるのか調べて一日の行程組んだり、雨の日の予定考えたりと、色んな面で十分役立ってくれます。
体験施設は犬山市『ガラス工房沙羅』さん
さて、今回の体験教室は愛知県犬山市。犬山ってご存じでしょうか、織田信長の叔父上にあたる織田信康が築城した犬山城というお城があるんですが、その前には古い町並みをそのまま残す城下町が広がっていて、お昼間なんかは毎日がお祭りのようににぎわっていて、歩いているだけでも楽しくなる街です。
お店はそんなメイン通りに軒を連ねるうちの一つです。
店内にはガラス製品がずらり
お店は『ガラス工房沙羅』という名前の通り、ガラス細工屋さん。なので、店内には色んなガラス細工がずらり。
こんな切子のお猪口なんかは作れるわけでもありませんが、こんなきれいな作品の数々を見ていると俄然やる気にもなるってもんです。
教室は店主ご夫婦が二人で切り盛りされているようで、丁寧に教えてくれるので安心してください。
いざ作業開始
まずはデザインを考えよう
サンドブラストは絵をグラス等に刻む訳ですが、まずはどんな絵を刻むのかを考えます。絵柄は予め教室側で用意してくれているものもあれば
自分で考えた絵でもOK。
正直芸術面への才能は皆無なので、こういう作業は正直敬遠したいところなんですが、教え上手な先生が一生懸命ほめてやる気にさせてくれます。
画に沿って切り抜こう
この紙はシールになっていて、グラスに貼り付けることが出来るようになっています。
次はこの貼り付けたシールを見て、線の通りに切り抜いていきます。
線状に切り抜いていくのもいいし、線だけを残して絵柄部分を切り抜くのもOK、切り抜いて見えたガラス面がサンドブラストで模様がつく部分と考えて下さい。
この場合花びらの部分が白く染まる形になります。
いよいよサンドブラスト
図柄が決まったところで、いよいよサンドブラスト。体験前は砂を付着させているのかと思っていたんですが、大量の研磨剤を吹き付ける事で微細な傷で以て絵を形作るもののようです。
で、出来上がったのがこちら。
左は子供制作分です、絵の構想に1時間かかってましたが普段youtu○eしか見ないので、いい頭の運動になったようです。
まとめ
今回はこれで以上です。
一連の体験は不器用で予習なしの僕で大体1.5時間~2時間と言ったところ、器用な人なら、もしくはデザインを既存のものでいけば所要時間は半分くらいになるでしょうか。
普段からこういう事に無縁な人にとって一番ネックになるのはやはりデザインの考案でしょう。行くなら予めデザインを考えてから行くとよいかもしれません。あと、紙の切り抜きは彫刻刀で行うので、曲線の少ない幾何学模様、家紋や雪の結晶などは割とこの加工に向いているのかなと言ったところ。やってみると楽しくて、1.5時間がすぐに過ぎています、是非一度試してみてください。