今回は京都にある猿丸神社のご紹介です。
宇治田原町にある静かな神社なんですが、ここは僕の昼寝スポットです。
しょっぱなから要らんカミングアウトやな☆
実は瘤取りの神様として信仰厚い場所だったりもします。
では、今回は猿丸神社に一礼。
神社概要
この神社があるのは京都府綴喜郡宇治田原町。結構な田舎なんですが、意外と観光名所が多い見どころのある町、それが宇治田原です。
神社があるのは、町内のメインストリート『国道307号線』を少し外れた先の山中にあります。
はっきりとした神社のご創建は不明ですが、そもそもの興りとしては平安時代の末期に曽束町(滋賀県大津市内)にあった『猿丸太夫』墓にあるとされています。
その後、大津側と宇治田原側で山の境界線を巡った争い(論戦)があり、江戸時代に入ってから今の位置に遷された際にお社が建てられたのがこの神社の始まりです。
神社のご祭神は猿丸太夫をお祀りしています。
猿丸太夫はその実在すら議論される謎多き人物ですが、古今和歌集の三十六歌仙に数えられている一人です。
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき
ご利益は歌や芸能と思いきや、瘤取り、つまりできもの、腫物に効能がある神様として遠方からも参拝者を集める神社です。
おっちゃんは『昼寝の場所』とか失礼な事言ってますが、猿丸さんの愛称で親しまれる猿丸太夫は、最近では瘤取りが転じて『がん封じ』の神様としても広く信仰を集めています☆
境内散策
山中に、というかほぼ山と同化している神社で、自然がいっぱい。参道で蛇に遭遇したり、猿丸神社だけにたまに猿を見かけたりと、行楽にはもってこいの神社です。
手水舎も雰囲気があります。
ご本殿・拝殿
境内最奥にあるご拝殿とご本殿。狛犬のポジションには聡明そうな狛猿が鎮座しています。そしてその脇には『瘤取り』に見立てたのだろう、瘻付きの枝が供えられています。
拝殿と言ってみたものの、裏側に回っても本殿らしきものはなし。全体的にこじんまりした印象を受ける神社です、広ければいいってものでもないのです。
おっちゃんは体力もないのです☆
絵馬
ここの絵馬はとてもキュート。猿の輪郭を象った絵馬は思い思いの顔が描かれています。他にもご祭神の歌が描かれた馬も。
御朱印
御朱印は本殿脇の社務所にて頂けます。ここの宮司様(だと思う)は一筆一筆をとても丁寧に書いて下さいます。そういう細やかな気遣いが嬉しいですね。
アクセス
- 住 所:〒610-0201 京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺粽谷44
- 駐車場:あり
京都府綴喜郡宇治田原町国道307号線『岩山』交差点から府道783号線へ。大きな看板と駐車場が見えるので、すぐにわかります。
まとめ
今回はこれで以上です。
当ブログでは何かにつけて金運上昇を追い求めてきましたが、やっぱり健康って大事です。吉野神宮の宮司様にも説かれましたが、健康は失って初めて気づくものです。風邪だったり虫歯だったり顎関節痛だったり。
全部おっちゃんが今患っているものです☆
これらは治るものですが、いまだ日本人の死因三つに数えられる癌は治ると言えど、患えば治療には結構な時間を要します。ここは健康祈願、とりわけがん封じにはかなり定評のある神社です。将来の健康の為、一度お参りするのはいかがでしょう。