あん肝とは、その名の通りあんこうの肝です。海のフォアグラともバターともいわれ、濃厚でくせのある味は、酒飲みの各位にはきっと気に入ってもらえる(個人の感想です。)一品です。
ただ、『海の』といえ、フォアグラなのにものすごく人を選ぶようでグロい、キモイ、濃い、などうちの家では散々な言われようをされているのが現状です。
何故フォアグラはよくてあん肝はあかんねや!!(゚Д゚)
お洒落感でしょうか、居酒屋感満載やからでしょうか、ワンカップ○関が似合う(以下略)
じゃあお洒落に作ったらいいんじゃね?( ・∀・)ノ
晩御飯もなかった事やし、おかず兼本日のおつまみとしてあん肝を食べる事にしました。
あん肝とか他の食材
これだけ連呼したあん肝ですが、本来出回るのは冬。いざ食べたいと思っても中々食べられるものでもありません。ですがそこは現代社会、金の力で何とでもなります偉い人がそんなわがままな欲求を叶えてくれます。その名も『あん肝水煮』。
正直そんなコアなニーズにこたえる商品あんのかいな?が、初見の感想でしたが、まあ目の前にあるんであるんでしょうw
中はこんな感じ。水煮とはなっていますが、かなりオイリーなのでこのまま食べてもいいんですが、少し臭いくどい
言うてる事変わらん!∑(゚o゚C=(__;
ま、それはさておき僕個人のこの食材の位置づけは調理を前提としたものと解釈しています。軽くソテで、フォアグラ風にしてもいいんですが、それやと面白みに欠ける上、焼いたあん肝が数切れ出来て一瞬で食べて終わりとなれば少し味気ないので、今回は冷蔵庫に適当に残ってた食材を使ってアヒージョにしてみようと思います。
用意した食材:オイルサーディン、鯖缶、レバーペースト。
余ってた食材というのと、元々どれも最低限味付けがなされているので、調味料の心配が要らない為。
じゃ別々に食えばいいだけじゃ。。
何か聞こえた気がしましたが、気のせいでしょう。では、そろそろお腹もすいたので作ってみます。
料理工程
まず、具材をスキレット鍋に並べます。出来るだけ水気は抜く。オリーブオイルはオイルサーディンに入っていたものを回しかければ後片付けの必要もなくなるので一石二鳥です。
味付けは元々味のついてるものなんで大層な事は必要ないけど、元の味が癖のあるものばっかりなので、ニンニクとブラックペッパーは入れときました。(ホンマは鷹の爪があればよかったんやけど、ストック切れです。)
火に掛けます。今回はお腹空いてたので強火で一気に行きましたが、計画的にやるときは鍋があったまった後は、弱火でちょっとずつやったほうが、無駄に焦げ付いたりしなくていいかもしれません。あと、結構跳ねますので、母ちゃんが煩い家はそう言う意味でも弱めの火で蓋をしながら作る方がほんまは良いと思います。
どうしてもお洒落感はなくて、居酒屋感半端無ないんですがなんでやろう??
味・感想
食べてみた感想としては、なかなかに美味でした。もうこれがあればサイコー。
反省点とまとめ
今回も頭の中で何となくこんなんを作ったら美味しいかな?に挑戦した結果やったのですが、結果はまあまあでした。元が残り物やったんでこれをしっかりと味付けする前提で材料を選べば、アヒージョは結構手軽に作れます。
あん肝アピールあんま関係なくない?
スキレット鍋(のサイズ)は色々使い勝手もいいし、後片付けも楽なので個人的にもお薦めです。