京都にはラーメン屋について、数々の名店と呼ばれるお店があってその中には色んな場所に店舗展開しているチェーン店も多いです。
今回はそんな中の一つ新福菜館をご紹介していきます。
新福菜館について
本店は常にライバルが隣に
本店は京都駅から東の方にある『高倉塩小路』という交差点南側にあるんですが、まずその立地が不可思議。これが本店の写真、交通量が多いのでグーグルストリートビューから転載。
隣にもラーメン屋。いやここまでならたまに見ます、いやあんまり見ませんけど。
どっちやねん☆
隣りにあるのは同じく京都の老舗名店として山盛りチェーン展開している『第一旭本店』。どちらも超人気店で、正面向かって第一旭は左へ、新福菜館は右へ行列を作るという京都でも有数の不思議な光景を作り出す一角です。
新福菜館が1945年ということで先にここにお店を構えた手前、ふっかけられた方になるのかもしれませんが、同じラーメン屋で、人気店で、本店なのに、お隣同士というどっちか他に移ればいいのに、と思えるのが新福菜館本店です。
例によって本店は支店に比べ段違いに美味しいということで行列が絶えないお店ですが、個人的にはそこまでの違いは感じない(というか店員さんのスキル次第ではほぼ同じ)なんですが、本店を訪れた時は言わないのが無言のルールです。
おっちゃんは酒と煙草のせいで、だいぶ味覚が雑になっている可能性があります☆
スープは真っ黒
最近は色んなラーメンがあるので昔ほどではありませんが、所見では結構びっくりするのがお店のメインメニュー『ラーメン』。
見るからに真っ黒。何というか濃厚豚骨とか、鶏白湯とかそういった濁った色ではなく
汚いもん見たく言うな☆
純粋な真っ黒、そして黒いのに汁の中身が見えるという不思議仕様がこのラーメン。
味はいかにも濃そうに見えるんですが、意外にもそんなに濃いと感じることはありません。醬油のコクと胡椒の香り、ネギをたっぷり絡ませてすする中太ストレート麺はある種京都ラーメンらしいスタイルと言えるかもしれません。
チャーハンも真っ黒
ラーメンが黒いからというのが関係あるのかないのか不明ですが、チャーハンも黒いのが特徴。最近、たまに見るようになった黒チャーハンというやつです。
こちらも一見濃そうですが、こっちはやっぱり結構濃い。醬油の味がしっかりと感じられる結構病みつきになる味。
昔からあるお店だけあってラーメン・チャーハン・餃子のほかも色んなメニューが揃っていますが、やっぱりここでチャーハンを外すことはできません。
まとめ
京都では濃いめの醤油ラーメンが定番で、今回の新福菜館、第一旭の他、ラーメン藤、魁力屋など色んなラーメン屋がひしめいていますが、新福菜館は一番京都らしいラーメンと感じられるお店の一つかもしれません。
京都で食べるラーメン屋に困った際は是非一度お試し下さい。