今回は高知のご当地食材『宗田節』のご紹介です。
先日高知旅行に行った際に大量に購入してきた宗田節ですが、すっかりなじみの食材になりました。僕の食卓ではもうご飯、味噌汁の次くらいの位置付けになる程。
もう控えめに言って変態の領域ですね☆
今回はそんな宗田節をレポートします。
宗田節って?
宗田節は高知では割と親しまれているご当地食材です。『ソウダガツオ(メジカ)』という鰹の一種から作られる鰹節で、その特徴は身に占める血合いの多さによるコクと濃厚な香り。一般家庭用と言うより、業務用としてほとんどが流通していて特にざるそばのつゆには欠かせないんだとか。
食用としてあまり見かけないのは足が早いためで、冷蔵加工技術が発達していなかった昔は水揚げした近所でしか食べることが出来なかったんだとか☆
一般家庭には余り出回らないのでいまいち知名度はないものの、業務用として日本料理に欠かせない宗田節の生産から供給を支えてきたのが高知県・土佐清水市。
実に70~80%のシェアを占める土佐清水市は考えます。
美味しいんやから一般人にも食べてもらおう
そんな感じで今土佐清水市ではどこかしこでこのお洒落な?宗田節のポスターを見かけるようになりました。
最近は出汁自体家で採る習慣が薄れつつありますが(面倒やしね)、色んなものに使えますよという地元の方のお薦めもあって今回大量に購入してきたという訳です。
このジップロックにモリモリを二袋。料理50回分はあります。『やり過ぎ』感は否めません☆
食べてみよう
基本的なポジションが鰹節とほぼ同じため、出汁に使うのもふりかけ代わりに使うのもあり。お店の人のお薦めはお味噌汁、というかスープ。これは以前宿泊したホテルでもご提供頂いたので、味はお墨付きあり。
宗田節に味噌、そこへお湯を注ぐだけ。具がないのであおさのりを足してみました。
ただ飲むだけやと貧相さが際立ってしまいますが、味噌汁として食べるなら鰹の香りが強くとても美味しい。
香りが強いので、餡にも使えます。
家に帰るとあるのはご飯のみ、そんな日ってありませんか。
ほぼ毎日よね☆
母ちゃんの機嫌のいい日はちゃんと晩御飯あります。
白ご飯だけやと流石に食事が成立しませんが、宗田節があれば一転豪華な丼に変身。
胡散臭いテレビショッピング臭が半端ないわね☆
他にもうどんやパスタ
果ては牛丼、即席麺にかけてもちょっと豪華になります。
後半は大分無理やりなメニューも多く含まれていましたが、和食の名脇役はどんな料理に混ぜても全く邪魔をしませんので、極論を言えば何に入れても美味しくなります☆
まとめ
今回はこれで以上です。
元が出汁を摂るための物なので、煮物に使う事も出来ます。
というかこれが本来の使い方です☆
出汁をとるのがメインなら薄削り、ふりかけ代わりにするなら粗削りが向いています。
土佐清水謹製の宗田節は一度食べてみると結構病みつきになります、一度お試しください。※元が鰹節みたいなものなので、しょうゆとマヨ混ぜただけでも食べれますが、余りに見た目が貧相やったので割愛しました。