有給取りました。
知らんがな☆
台風直撃、はいはっきり言います、何もすることがない。
せやし知らんがな☆
というわけで普段やらないようなちょっと手間がかかる料理をという事で、カレールーを作らないカレーを作っていきます。
カレールーって
カレー作る時って何をおいてもまずこれですよね。
レトルト全否定派の僕が家でカレーを作るとなった場合はこれが必須。日本のカレー業界って超優秀なのか、これを鍋の中にぶち込むだけで美味しいカレーが出来上がります。今回はこの完成しているカレールーの部分をわざわざ手作りしようと言うお話。
プロがすればより美味しいものに仕上がるんですが、筆者は素人。端的に言えば余計な事をしようとしているということですね☆
でも、うまくいけば固形ルーで作る何倍も美味しいものが出来上がるということなんで頑張って見る価値は十分にありです。
カレースパイス
カレーとなんかの煮込み料理とかシチューとかとを区別するもの、それがスパイス(香辛料)です。スパイスといってもその種類は超色々、ですがこれらを何個か加えるだけで素人の料理が途端にちょっと高級感が出るという優れものです。
今でこそ庶民の僕でも割と簡単に手に入るようになったスパイスたちですが、昔のヨーロッパでは超高級品でした。スパイスといえば昔からインド、なので列強各国はこぞってインドとの公益利権を巡って船団を繰り出したんだそうです。
大航海時代の中でも高級品でかさばらない香辛料は格好の輸入材料だったようです☆
ドラゴンクエスト3経験者なら一度は思ったことがあるはず。ポルトガの王という人がいて、『胡椒を持ってくれば勇者と認める』、どころか船までくれるとか。
太っ腹というか、自分でスーパー行けよ、と思ってしまうエピソードには実はそんな昔のヨーロッパで香辛料が珍重されていたなんて事情が反映されていたというわけです。
じゃあ作ってみよう
材料(3~4人分)
- 玉ねぎ・・・2玉
- トマト缶・・・半分~1缶
- 具:お好みで
- 水:4~600CC
- コリアンダー:適量
- ターメリック:適量(コリアンダーの半分くらい)
あったらいいな
- パプリカパウダー:ターメリックと同じくらい
- ガラム・マサラ :同上
- バター:10~20g
なくても作れますが、あった方がより美味しく作れます。
まずは玉ねぎ
ルーのないカレーってルーのベースになるのが玉ねぎなんだそうで。という訳で刻んだ玉ねぎを炒めていきます。ほんとはみじん切りのほうがいいんですが、諸事情で乱切り。
包丁使いが壊滅的に下手くそやからやね☆
イメージはオニオンスープ作る時みたいに色が飴色になるまで炒めます。なので香ばしく炒めるのにバターなんか入れてもよしです。
他の具材も入れて
好みの具材を入れて、コリアンダー、ターメリックを入れて更に炒めます。粒のコリアンダーを使う際は予めすりつぶしておきましょう。僕は今回冷凍シーフードと人参、鶏むね肉というチョイス。
全て冷凍庫に眠っていたものです☆
煮込みタイム
しっかりと具材が炒まったところで水を加えて煮込んでいきます。個人的にシャバシャバしたのが嫌いなのでこ○まろ位の粘度を目指し400CCで。
当たり前ですが、水が少なければそれだけ仕上がりの量は少なくなります。
5~10分煮込んだところで、トマト缶を投入。半分で普通のカレー、一缶いれるとトマト色が大分強くなりますが、それはそれで美味しいです。
完成
最後15~20分程度余計な水分が飛ぶまで煮込んで完成です。ガラム・マサラとパプリカパウダーはこの時に入れるとより風味がよくなります。
今回のはトマト一缶バージョンです。トマトカレーとかトマトラーメンとか、ちょっとキワモノっぽい空気を感じるところですが、野菜の中では旨味成分がダントツに詰まった食材。伊達にイタリア料理で手当たり次第に使われていたり、スペインでぶつけ合ったりされている訳ではなかったんです。
まとめ
今回はこれで以上です。
大体全部で1時間位、もっと慣れて手際よくなれば40分程度といったところでしょうか。何か普通のトマト煮込みになってしまうかも知れないと思ってましたが、思ったよりうまく出来ました。みなさんも折角有給取ったのに台風が来て外出が出来ない、なんて日には挑戦してみて下さい。
ちなみにこの日の副菜はこんな感じ。
ジャンルの脈絡0やね☆