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小さなお葬式の早割を徹底解剖してみた

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今回は『小さなお葬式』さんのご紹介。

人間結婚式は最悪しなくてもいい、というかしなければよかった

おっさんの要らん回顧録は良いんです☆

結婚及び結婚観はさておいて、人間避けて通れないのがお葬式です。最近終活とかよくわからない言葉が流行り、自分のお葬式プランを練ったりと言う事が流行っているようですが、費用面でも手配の面でも頭を悩ませるのはどちらかと言うと卑属、つまりお子さんやそのほか奥さん、旦那さんなどの残された側でしょう。そしてそれは概ね準備ができません。
同居しているならまだしも、たまの帰省時に、晩飯の日常会話で父ちゃんが亡くなった時の事やねんけどななんて口にしようものなら、無駄に軽い修羅場にもなりなねない、予め話し合っておかないといけないのに、中々相談をしにくい。
そんなデリケートな問題でもあります。
今回はそんな普段じっくり考えるもんじゃないお葬式の知っているとちょっとお得なお話です。

小さなお葬式って?

最近よくCMで見かけるようになりましたお葬式屋さんです。
不透明な葬儀価格を徹底的に見直し、無駄を省いた低価格セットプランを提供することをコンセプトにして、2009年10月よりサービスを開始。2018年3月時点で、延べ15万件以上の取扱件数/顧客満足度93.4%を誇る、新鋭の葬儀屋さんの中では一番知名度が高い会社さんではないでしょうか。

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最近子供が大きくなったなとよく思うんですが、同じ数だけ僕自身も老化の道を順調に歩んでおります。目は悪くなり体力は順調に低下の一途。
それは親も同様で、腹立つくらい病気一つしない元気な父親の口癖

わしがおらんようになったら野ざらしでええさかい

と言う冗談が冗談ではなくなる日が意識されるようになってきました。
実際に野ざらしにするわけにはいかないので、当然いざという時にはどこかの葬儀屋さんにお願いしなければならない訳ですが、で、なんぼかかるの?というのが結局やってみないとわからない訳で、ましてその時にお値段を提示されて、その相場と比べて高いのか安いのかなんてもっとわからない。そんな悩み事のよき相談相手になってくれるのが小さなお葬式。

小さなお葬式に手配を依頼できるのは全部です

お葬式と一言に言っても色々あります、あと家族葬といった極々小規模な身内だけで行う葬儀から、大々的に行うものは想定されていないようですが、ある程度の弔問客が来る一般葬に至るまで規模も様々。

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その内、手配できる範囲は全部です、勿論。
※火葬だけは別途で手配になるので、別に費用が掛かってしまうんですが。
そのどれもが自信を持ったプランをご提供してもらえるというのが『小さなお葬式』さんなんです。
葬儀場も全国4,000以上と提携関係を拡げ、もう網羅していない場所はなさそう。
宗派に関しても浄土真宗、日蓮・真言宗といった仏教の各宗派は勿論、無宗教、神道、創価学会、キリスト教といったおおよそ宗教に対応可能と言う事なので、自分の宗教・宗派について不安を覚えた方は、とりあえず相談してみるというのが良いかもしれません。

小さなお葬式は事前申し込み『早割』がお得

小さなお葬式さんは価格・質ともに自信を持って他社に負けないプランを用意しているという事ですが、そんなことはその時に実際に頼んでみないと分かりません。
小さなお葬式さんで秀逸なのが『早割』。

葬式予約とか縁起でもねえ!

とかいう人もいるかもしれませんが、いつか来るものなので、準備しておく事それ自体は悪い事ではないんじゃないでしょうか。それに『早割』の名前の通り、前もって葬儀の申し込みをしておく事自体のメリットもあります。具体的なメリットは後述の通りですが、『早割』申込は無料で行う事が可能です、無料を踏まえた上で読んでみて下さい。
※以前はお申込みに500円が必要だったそうですが、2018年4月から無料に。

システムを理解しよう

まずはシステムを理解する事が大事です。よくわかんないまま申し込む、そんな方は詐欺などに注意が必要です。

酔って2軒目のお店選ぶ時の誰かさんと同じですね☆

このシステムは登録をする際に枚数を尋ねられるんですが、これを送られてくる割引券の枚数の様にイメージすれば全ての理解に役立ちます。登録する事でお葬式の割引券を発行してもらうんです。期限なし、具体的な割引率は後述しますが、持っておけばどんどん割引率が上がっていくそんな割引券です。

・割引券なんで当然無料。

・割引券なんで契約など当然なし、違約金もなし。

・割引券なんで誰の分で使うのかを予め申し込む必要もなし。

適用できるお葬式が自分の3親等以内という縛りがありますが、その縛りの中なら誰の分でも適用ができます。というか、僕が割引券をもらう申込みをするといったイメージなので、『〇〇(父とか母とか)の分にしか適用できません』といった定義自体が存在しません。そんな感じの制度なので、勿論申込者が喪主である必要もありません。 

早速申し込んでみよう

誰でも簡単に登録が出来ます、入力項目は申込者氏名、早割に関する資料と早割証明書の送付方法(郵送orPDF)郵送の場合のみ住所、登録するメールアドレスまたは携帯電話番号、申込枚数(=人数と置き換えて問題ないです)、早割に関する注意事項と個人情報の取扱いについてを見た後で送信内容を確認⇒確定。以上です。

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申込1分とありますが、自分の情報入れるだけなので実際には30秒もかかりません。
すると後日、早割証明書とその説明資料が送られてきます。これで完了です。

へ?

って感じるかもしれません、でも登録料は無料(2018年4月~)なので、手続きはこれで完了なんだとか。めっちゃシンプルです。お店さんにしてみれば割引券を発行しているだけなんで料金はかからない、と言う事なんでしょう。
(従前の登録料500円は情報管理料と言ったところなんでしょう)

早割:登録~式実行までが長いほど更にお得に

一番のメリットは割引が利く事です。事前申込みから30日経過すると割引が適用されるようになり、2年で最大割引が適用されるようになります。そしてこの権利的なものは消える事がありません。

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待つものではありませんし、長生きしてくれるならそれに越したことはありませんよね。この早割に申し込んでおけば、長生きが喜ばしい事な上に割引額も増えてお財布の痛みも減るという、長生きおめでとう&ありがとう割引そんな感じのプランニングがされています。

予め予算取りする事が出来る

この早割、両親の為に息子さん・娘さんが申し込む例が約7割なんだそうです。
残りの内1割が本人、如何にこの制度を利用する方の多くがお葬式っていくらかかるんやろう?相場ってどんなもんやろう?そういった不安と、予めそれらをある程度プランニングしておきたいと言う希望の表れではないかと思います。本人からの申し込みは、いわゆる終活の一環と言ったところでしょうか。

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早割で適用される割引率ははっきりとわかるものではありませんが、用意されたプラン4種から予めおおよその金額を予定する事が出来ます。(早割で小さなお別れ葬は選択できないそうです。)
貯めていくも良し、息子さん・娘さんが親御さんとプランニングをすることも、かかる費用の相談をすることも可能。
上で書いた早割の割引の件も合わせて伝えれば、長生きしてね💛というメッセージも暗に伝える事ができるので

葬式予約とか縁起でもねえ!(2回目)

とかそういう無用な家族トラブルに発展する事もありません。

定額のお坊さんを手配できる

お葬式にかかる費用をややこしくしている要因、それは何といってもお坊さんでしょう。お坊さんに支払うお金は難しい言い方をすると喜捨金といいます。文字通り喜んで捨てる金、御仏の慈悲に与ろうという方はお金を惜しむな、というわけです。
そんな喜んで捨てるお金に料金プランなどの提示はないのが殆ど(というか僕の知る限りありません。)な為、葬式の手配を済ませて見積りに衝撃を受けていると追い打ちをかけられるという訳です。

小さなお葬式ではこの寺院手配に関しても一緒に申し込むことができます。
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これも同様に予め料金の提示がなされます。式の手配はまだ法人・個人の別はあれども見積りとかは出てきますが、お坊さんの手配は本当に出たとこ勝負
料金を言うてくれるお坊さんも中にはいるかと思いますが、わからないまま包まなければならないとか、払った額が高いのか安いのかわからないといったもやもや感は全くなくなります。僕も改めて調べてみたんですが、こんな色んな名目に分かれた金額提示無のお金を支払わなければならないとなって、もやもやしない人っていないんじゃないでしょうか。
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※一例なので、平均と書いてありますが、いくら包んでよいかわからなかったら恐らくこれより多くなってしまうんじゃないでしょうか。

僕のようなもやもや感を抱いた為。かは不明ですが、小さなお葬式と一緒に寺院手配を行えば最大71,000円の割引が利くという事もあって、小さなお葬式を手配される方の半数以上が寺院手配をワンセットで手配されているそうです。
お値段も割引が利くことで安価に仕上がるという点もそうですが、見積る前に安い安いいわれても懐疑的になってしまう僕。

日頃からよく騙されてるからね☆ 

家が檀家等で決まったお寺さんがある方以外の、無宗教の方、または宗教・宗派は決まっていても日頃付き合いのあるお寺さんがない方などは料金明朗サービス、もやもやが解消される点は少なくとも有用ではないでしょうか。

結局オーダーしなくても違約金なし

⇑でも記載しましたが、登録は無料でもなんかしらお金を取られる心配を抱く方も多いんじゃないでしょうか。早割は事前に割引の適用を予約するサービスで、葬儀そのものの予約ではありません。当然ですよね、いつ不幸があるかもわからない中、式場等の予約なんてできません。リザーブする何かが発生しないので当然違約金等もなし、なのでもしもの時に備えてとりあえず登録しておこう的なことが可能なんです。
正に備えあれば憂いなし、そんな言葉が似合いそうな制度です。

封筒は当たり障りないもので

今回申し込んでみた結果、送られてきたのはこんな感じでした。
まず封筒ですが、小さなお葬式は『株式会社ユニクエスト』という法人名なですが、無地灰色の社名入り窓あき封筒。何も言われなければマイナーな金融機関か何か、からようわからん書類が送られてきたくらいにしか見えません。

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中には僕の氏名と一緒に『早期割引証明書』、小さなお葬式に関するパンフレット、それに早割の友達紹介に関する案内状で以上。

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びっくりするくらいシンプルに僕は早割の適用を受けたことになります。これで僕は30日以内に3親等内の親族で不幸があって、かつ僕が手配をする事がない限り、この割引サービスの適用を受ける事が出来るようになったという訳です。

まとめ

今回はこれで以上です。
僕自身お葬式の手配とかが近日に予定している訳でもありませんが、登録に際しリスクやデメリットをアポインターの声がちょっとうんざりした感じになるくらいしつこいめに確認しましたが、特になし。

おっちゃんって年齢がかさむとしつこくって、い・や☆

あえて言うなら小さなお葬式の運営側に自分の氏名・メールアドレスor住所が登録されるのが人によってはちょっと気持ち悪いと思うくらいでしょうか。
でもそんなことを言い出したら今の世の中、あらゆる会員登録サービスなどを受けることができなくなりますし、登録内容に大した情報が含まれていないので、僕は気にするに値しないと判断しました。

おっちゃんにはそもそも個人情報漏れて困る程の地位も名誉も財産もないよね☆

今回メールアドレスでもよかったんですが、どんなものが送られてくるのか見てみたかったのもあって、あえて郵送を選択しました。郵送物すら届かないメールアドレスで申込すれば、(トラブルに発展しても困るので)DMを送られるなどの無用な心配もなければ、別に後ろ暗い事をしている訳でもないですが、他の家族に見られて変に気分を害されてしまう心配すらなくなります。

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終活をしようという方の気持ちはどれだけおもんばかっても僕にはわかりませんが、親の葬式はいつか直面するもので、僕は長男なので少なくとも一度は喪主をする事になるでしょう。その時におろおろしたり式の準備の傍ら見積を見比べたりすることもできないと判断し、今回申し込みに至りました。少しでもこれを読んだ方の参考になれば幸いです。

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