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宇治神社・宇治上神社

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京都府の南、宇治と言えば言わずと知れた平等院があります。もし平等院をご存知ない方はお手元の十円玉の裏をご覧下さい、そこに載っているのが平等院です。
さて、そんなメジャー過ぎる平等院は世界遺産なんですが、宇治にはもう一つ世界遺産があります。それが今回紹介する宇治神社・宇治上神社です。

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宇治神社と宇治上神社は元々から二社一対とされていたそうで、今でもお互い近い位置関係にある事からお参りされる方の殆どは二社とも参られているみたいです。

アクセスなど

アクセスは大きく2通り、京阪宇治駅から宇治川沿いを歩いていくルート。

もう一つはJR宇治駅から塔の島伝いに宇治川を渡っていくルート。

勿論どちらの電鉄を利用して行くか次第なんですが

どっちでも行けるで~(σ‐ ̄)ホジホジ

という方は少し遠回りですが塔の島を経由するルートをお勧めします。途中ルートにお土産屋さんも多いし、平等院を経由出来る、なおかつ塔の島をつなぐ景観が綺麗です。

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宇治神社

宇治川の東岸沿いにまず見えてくるのが宇治神社の鳥居です。よっぽどのひねくれものでもない限りは宇治神社⇒宇治上神社と参拝ルートをとる事となろうため、まずは宇治神社に一礼。

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この神社のご祭神は菟道稚郎子命、第15代応神天皇の皇子とされる人物です。生年等不詳(まあ古いしねw)とされる謎の多い方ですが、現存する宇治の地名『菟道』の名の通り、宇治に関連の深い人物という事だそうです。(昔、宇治は山城国の菟道という地域で表記されていたり、宇治という表記自体が菟道(うぢ)と書いたとかなんとか、、、。)
なんせ、そんな宇治に所縁が深い菟道稚郎子命ですが、『兎』の字の通りなのか別の意味合いなのか、手水舎は兎でした。

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そこまで長くない石段を上ると、まず見えてくるのがご拝殿。

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拝殿の裏にあるのが重要文化財のご本殿。今回の参拝は時間が遅く、閉まってましたが、開いている時はこの神社のシンボル『みかえり兎』を本殿と共に拝むことになります。

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神社のご進徳は、宇治の鎮守たる産土神として信仰厚いほか、学問に聡明やった事に因んで学業・合格祈願などでも信仰を集めているそうです。

宇治上神社

宇治神社北側の出口から脇へ、山へ向かって歩を進めると大きな石碑が見えてきます。

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宇治神社・宇治上神社は昔、二社一対とされ、宇治神社を下社、宇治上神社を上社としていたそうです。

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ちょっとええとこの門みたいな入口、世界遺産登録されているのは実は宇治上神社の方だけ。

門を抜け正面に広がるのがこのご拝殿、国宝です。結婚式にも人気でお参りの際たまに新郎・新婦を見かける事があります。

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境内を反時計回りに巡るとこんこんと水を湛える祠があります、桐原水と呼ばれるもので『宇治七名水』と呼ばれたそうですが、現存するのはここだけ。

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ご本殿、こちらも国宝。上り切った石段と、本殿との距離がかなり近く混雑時のご参拝はちょっと大変ですwまた、かなり幅広な建物ですが、どうもこの神社のお祀りする
三柱の神様がいっぺんに祀られているそうで、
向かって右が宇治神社と同様菟道稚郎子命、真ん中が応神天皇(父)、左が仁徳天皇(兄)との事でした。勉強不足かもしれないですが、お稲荷さん以外で正一位を叙されている神社は珍しい気がします。

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最後にこの二社の御朱印をご紹介。左が宇治神社、右が宇治上神社です。

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その他諸々みどころはあるものの、今回はこれで以上です。
宇治観光エリアの中でこの宇治神社・宇治上神社は宇治川以東エリアという事になります。若干細い道なのに車の通りが激しいのが玉にきずですが、こっちのエリアは川沿いに綺麗に舗装された道が拡がり、春夏秋それぞれに楽しめる散歩道になっています。
最寄りの観光地としては、紅葉のシーズンは勿論、それ以外のシーズンもお薦めの興聖寺があります。
境内自体はさほど広くなく、所要時間はそれほど必要となる訳でもないので、宇治観光を計画する際にはぜひこちらも一案として盛り込む事をご一考下さい。
その他宇治観光で迷ったらこっちも参考にしてみて下さい。

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