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変な面構えだけど身は絶品。『ウチワハゲ(ウスバハギ)』

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今回は刺身にもお鍋にも絶品なウチワハギのご紹介です。
まり耳馴染みしないお魚かもしれませんが、これからの季節お刺身にもしゃぶしゃぶにも、もちろんお鍋にしてもとてもおいしい、ぜひとも押さえておきたいお魚です。

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ウチワハギって?

団扇のような形をしているからウチワハギなんですが、元の名前は『薄葉剥(うすばはぎ)』というそうです。見たことがないか、切り身でしか見た事のない方がほとんどだと思いますが

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あんたもやろ☆

一尾の形状はこんな感じ、かなり間の抜けた面構えをしているのが逆にチャーミングといえなくもありません。

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いつから他者の顔にとやかく言える顔面になったの??

カワハギの一種ですが、広義な括りではフグの仲間ということになるそうで、その身は綺麗な白さと弾力、それに身だけでなく肝一緒に味わうことが出来るのが特徴的な魚です。

早速調理

まずは目方

本日の食材です。肝の立派さが際立ちます。不細工ちゃんな顔の部分が大きいので身として食べられる部分が思ってたより一回り小さくなるのは予め計算しておいた方がよいでしょう。その分アラが大漁です。

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やっぱりまずはお刺身

広義なふぐ、というかカワハギもですがやっぱりまずはお刺身で楽しみたいところです。淡泊なのに味わいがその特徴として挙げられるので、今回は薄造りに。

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薄?づくり?

味は淡泊ながらコリコリとした歯ごたえが楽しい、ふぐとはまた違ったおいしさが楽しめます。

お鍋にも

今回はお鍋、それもせっかくの綺麗な白身なので真っ白なお鍋にしていきたいと思います、名付けて白雪鍋です。

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それ割と聞くネーミング☆

材料は白菜など色見の薄い野菜を中心に用意していきます。おすすめは薄切りにした大根。

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筆者の包丁スキルはほぼ0といっていいレベルですが、最近はピーラーという便利なものがあるので、特に不自由はしません☆

昆布出汁ベースで火の通りにくいものから順に煮ていきます。味付けは好みですが、今回はお雑煮から余っていた白みそとしろ出汁。肝からも美味しい出汁が取れるので、あまり気にしなくても良いかもしれません。
ハギの身はすぐ崩れるので、最後の方で問題ないでしょう。
一通り煮立ったところで、弱火にして、豆乳を投入。火が強いとダマになります。
最後に大根の薄切りを飾り付ければ完成。

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肝の脂分が思ったより出てしまい、想定していたほどの真っ白感は出せませんでしたが、ハギの旨味たっぷり内包した白雪鍋が完成。

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今回は豚バラ肉を具材に採用しましたが、あっさり食べるなら鶏肉やつくねなどでもおいしく頂けます。

〆はやっぱり

雑炊でも麺でも合うあっさり鍋ですが、今回は雑炊をチョイス。
サトウの〇はんをチンして汁をミルクパンに移し、一煮立ち。これを耐熱容器に移し、上にとろけるチーズをトッピング。オーブンにかければ、予熱の間に勝手に焼きあがります。

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番外編:スープパスタ

翌日です、鍋なので当然その中にはおいしいスープがたっぷり内包しているけど、現状はただの生ごみでしかありません。

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どっちかというと飲みながら食べたので片付け面倒だった残骸というのが正解です☆

ここに豆乳をさらに投入し、アサリなどの具を足して、チーズなんか足して程よくとろみをつければ、魚介カルボナーラ(的な何か)の完成。

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濃い味が好みという方は、最後フライパンでパスタを合わせて、少し水気を飛ばすといいかもしれません。

まとめ

今回はこれで以上です。
これからの季節、おいしいのは断然お鍋ですが、スーパーで食材を求めてしまうと手に入るのはどうしてもタラ、アンコウくらいに限られてしまいますが、手ごろな魚はそれこそ山のようにあります。
白身魚などは特に淡泊な味わいなものが多く、嫌いという人はあまり見かけません。
食べたことがないといって尻込みする気持ちはわかりますが、そこは一歩踏み出してみましょう。

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