今回は京都府宇治市にあるフレンチ『ヴァンキャトル』のご紹介です。
たま~の休日や家族の誕生日、記念日などちょっと贅沢な食事を、なんて日にぴったりなのが今回のヴァンキャトルです。
店舗概要
このお店は京都府宇治市、最寄り駅でいうと近鉄『小倉駅』と『向島駅』の丁度間、という宇治市の中では西側の端っこ辺りにこのお店はあります。近鉄線の線路に面していて、走りすぎる電車を眺めながら食事が出来るという中々レアなシチュエーションのフレンチビストロ、それが今回の『ヴァンキャトル』です。
線路に面して電車が通ると言っても騒音は全くしない(多分立地上そこら辺は強固にケアしているんだと思います。)し、考えようによっては今流行りの観光列車で豪華ディナーな気分を味わえるお店と考えれない事もありません。
筆者の発想はちょっとずれていますが、音が全くせず道路一本隔てているので落ち着いて食事する分に差し支えは全くありません☆
店内はおちついた雰囲気で窓が大きく、やはり車窓効果を狙っているという僕の推理は結構的を射ている気がします。
メニュー・味
メニューはなくて、ランチ1,700円のコース1種類のみ。以前は予約のみ受付だった気がしていたんですが、少なくとも現在は席の空きさえあれば受け入れますとの事。
お子様ランチだけ事前にと言う事でしたが、詳細はちょっとわからず。
ランチコース
魅惑のランチメニューはまず前菜から静かにスタートします。
見た目も味もバラエティ豊かな8種類。キッシュは『きんぴらごぼう』が入っているというちょっと変わり種でしたが、食べてみて納得、日本人大好きな味。
スープ、濃厚そうな春キャベツのポタージュ。
ベーコンで香りづけという味わいといい、濃厚さから中々冷めない熱々感も美味しさの一要素ですが、このスープにはもう一つ隠し用素があって、それは皿の底にあります。
わかりますでしょうか。
相変わらず写真撮るの下手くそやなっていうのはよく☆
底には洋風の茶わん蒸しが敷き詰められていて、これを崩しながらスープと一緒に味わえるようになっているんです。
パンは、ハーブとよもぎと竹炭の三種類。
メインディッシュは4種から一つをチョイスする方式。
この他にも牛スジの赤ワイン煮込みを使った料理があって今日は5種から選択できる日でした。いっそ全部ちょっとずつとか言えればいいのにという気持ちに毎回悩まされることになります。
おっちゃん失うものもう何もないから言うだけならいいんじゃない?
海老と白身魚のパイ包み。ムースというと、想像つかないかもしれません、中はこんな感じ。
つみれみたいなさつま揚げみたいなふわふわした不思議な食感ですが、海老と魚の風味はしっかりと感じられて、一口食べただけで幸せな気持ちになれる一皿。
牛カイノミステーキ。一口もくれなかったので、多分とても美味しかったんだと思います。
デザート。瓶詰は黒胡麻のブランマンジェ。
プリンのようですが、製法が違うものの、パンナコッタやババロアに近いものらしいです、甘さ控えめ、固さも控えめで柔らかい、そんな感じ。
約1時間のコースですが、食べている間は一瞬。幸せな時間が過ごせます。
お子様ランチプレート
予約時に人数確定を求められた予約が必要なお子様ランチのプレート。作るのが大変と言うよりは普段の受け入れが少ないという意味かもしれません。単品900円で、デザートをつけると+250円。
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:11時30分~14時00分、17時30分~21時00分
- 定休日:日曜日
- 駐車場:店舗前のほか近隣駐車場もあり。
- 住 所:〒611-0042 京都府宇治市小倉町新田島8
- 支払方法:現金・クレジット
以前ランチは予約のみだったんですが、現在は飛び込みでもご対応いただけるようです。このクオリティをこの金額でしかも予約不要、使い勝手よしです。
まとめ
今回は以上です。
フレンチと言うと堅苦しいイメージがありますが、バルと言う訳ではありませんが気軽に美味しい料理を楽しめるビストロ(=小レストラン、定食屋)と言う雰囲気がぴったり。日本でもそうですが、なんだかんだ地元の人が知ってる美味しいお店って定食屋だったりしますよね。1,700円で味わえる1時間の幸せ、一度味わって見て下さい。