露店って憧れませんか。店先で一番魅力的なメニューで目に鼻に訴えかけてくる、あの焼き鳥屋(ウナギのかば焼き屋)集客術法です。
今回ご紹介するのはかずら橋近くにあるお店『やまざと』さん、山奥の立地をこれでもか、と活かしたお店でした。
店舗概要
お店はかずら橋手前の道すがら
このお店があるのは徳島県三好市、日本三大奇橋でおなじみのかずら橋すぐそば。
こんな山奥に飲食店どころか、住民自体いるのかよと思うところですが、割と飲食店が充実。ここはそんな中の一つです。
筆者はさも都会の出身かのような口ぶりですが、都会でも自然があるわけでもない中途半端な街出身です☆
お店全体がテラス席
お店の外観を見てもわかる通り、ここは山の、森の中。店内も当然、木々に囲まれた自然を満喫する上では全席一等席です。辿り着く道すがら普通に猿とかに出くわすような、自然の隣というより自然の中にあるお店と言えます。
冷房とか暖房などの空調、虫よけとかそういうひ弱な気遣い一切無用のシチュエーションは何だか、そこにいるだけで自然を満喫できているような気分が味わえます。
アクセスなど
- 営業時間:不明
- 定休日:不明
- 駐車場:あり(有料)
- 住 所:〒778-0102 徳島県三好市西祖谷山村閑定23−3
- 支払方法:現金のみ
駐車場はまあメインの観光スポットがかずら橋と決まっていて、その敷設分がいくつも周辺にあるので、そこを使う事前提になろうかと思います。
お店の支払方法は残念ながら現金のみ、小銭を消費しきってから訪れないように注意してください。
メニュー・味
他にもあるけど鮎・あまご塩焼きとでこまわし
祖谷渓のご当地グルメはその名の通り『祖谷そば』。祖谷で獲れたそば粉で作った蕎麦で、つなぎを使わない荒々しい食感がウリ。ですが、これは正直どこでも食べられるので割愛、それよりも魅力を放っているのがこの店先で回転し続けている物です。
蕎麦撮るの忘れただけやのに言い訳感がすごいな☆
ここには川魚でおなじみかつ美味しい川魚一番争いを繰り広げるあまご・鮎がじっくりと焼き上げられています。
ほくほくの白い身とちょっと強めの塩分は、もう酒ほしいの一択です。
車です☆
もう一つ回っているこの茶色いのがでこまわし。
これも徳島の郷土料理の一つで、串にさしたこんにゃくや豆腐、さといもなどの具に味噌をつけて囲炉裏で回し焼いたもの。
甘辛い味噌とサトイモなど、田舎食材との相性抜群。食べた事ないのになんか懐かしい、そんな味がします。
まとめ
今回はこれで以上です。
大自然に囲まれたこのお店では水が普通に湧き水だったりと満喫させてくれます。店員さんもどっちかちょっと縁遠い親戚のおっちゃんおばちゃんのようで、初対面なのになんだか雰囲気和やか。
魚は600円、でこまわし400円とお財布にはあんまり優しくはありませんが、この旅行へ来た感満載なこのフォルムと、店先で焼かれているのでついつい買っちゃうんですよね、旅情気分の演出におひとつどうぞ。