サッカーワールドカップが盛り上がりを見せてます。僕自身かなり典型的なにわかファンの一人を自覚してます。特徴としては、Jリーグを見ない、ワールドカップが近づくと突然事情通になる、4年にいっぺん盛り上がる、こんな感じです。
正味サッカーをちゃんと見てる方には失礼極まりない話かもしれないですが、日本のサッカーファンの大部分てそんな感じかな?と思って割り切って翌日の寝不足覚悟で応援してます。
単純に日本が勝てば楽しいし、日本以外のチームも含め国の最高峰の選手を選りすぐってチームを組んでいる訳で、プレイが華麗なのはある種当然の話とも思います。
今回は、そんなサッカー日本と馴染みが深い八咫烏を掲げる神社『八咫烏神社』のご紹介。
奈良県は宇陀市、天理市のもう少し南といった位置にあり、川を横目に走る県道31号線を南に、明媚な田園風景を眺めながら車を走らせるとやがて見えてくるのが八咫烏神社の入口です。
では、今回はそんなジャパンサッカーと馴染みの深い八咫烏の名を冠する『八咫烏神社』へ一礼。
神社の御由緒としては古く705年八咫烏を祀る事をこの地でさせた事がこの社の始まりとしているようです。ご祭神は武角身命(たけつのみのみこと)。
歴史の長さに反し、南北朝時代の戦火に見舞われた為に詳細な文書などは現存していないそうです。ただ、八咫烏は神武天皇が熊野から大和へ入ろうとした際の道案内として重要な役割と務めたという神話から今でも導きの神とされ、その導きのご利益にあやかったのが現在のサッカー日本代表で、それがロゴに八咫烏が描かれている由縁だそうです。
境内をゆっくりと散策。もうこれで見納めになるだろう紫陽花が咲き誇っていました。
本殿へお参り。この神社の神紋は二葉葵、言わずと知れた徳川家『三つ葉葵』の原型です。
恐らく本殿なのだろうという推測(というのも参拝者も神社の関係者も見かけない)の元、この拝殿の奥の階段を上ります。
拝殿には奉納されたお酒がありました。清酒『やたがらす』。市販されているようなので、ぜひとも一度飲んでみたい。
サッカーボールをたやすく操る八咫烏の像。
普通の烏との明確な違いは何といってもこの3本足ですね。
今回はこれで以上です。サッカーのご利益という意味ではサッカー日本代表が既に幾度となく享受している事からも明らかなご加護があるようで、社務所には自クラブの勝利なんかのお願いが掲げられてました。八咫烏を掲げる神社では熊野本宮大社が有名ですが、名前にこれだけはっきりと八咫烏を掲げる神社はほかにないので、期になる方は一度参拝を検討してみてはいかがでしょうか。
- 住 所:〒633-0234 奈良県宇陀市榛原高塚42
- 駐車場:あり