京都っぽい京都ラーメンの元祖『ラーメン横綱』

ラーメンチェーン

京都ってほんまに有名店の一号店が多いんです。餃子の王将、天天有、珍遊、天下一品etc…
その中でも昔から親しんできたお店の一つとして挙げられるのがラーメン横綱。今回はそんな慣れ親しんだこのチェーン店を改めてレポートです。

店舗概要

京都ラーメンってあっさりなんでしょ

これはほんの昔、僕が子供の頃に他府県から囁かれた間違った認識です。

ほんの？天皇様２代変わるレベルが？

懐石料理の椀物みたいな薄味の京風ラーメンとやらを京都のラーメンとして無理やり推していた時期もありましたが、上述の通り京都老舗のラーメン屋さんって、どこもこってり。その中でも京都ラーメン＝とんこつ醤油と言われるイメージの元祖となったのがこのラーメン横綱。

たとえ入店経験はなくても、見れば必ず印象に残るだろうばかでっかい黄色の外観と横綱の二文字。それにこの営業していない時間あるのかよ、な営業時間。

夜８時以降は別に密になるわけでもないのに、外で飯食っちゃダメとかいう営業妨害レベルな異次元の号令発信する知事がいたんですよ～

今はその真価を発揮しきれていないものの、昨今よく見るロードサイドラーメンチェーンのイメージそのまんまなお店です。

このお店は京都市内の吉祥院という場所から始まりました。昭和４７年という事なので僕よりも生きてきた年限は先輩な超老舗ラーメン屋。

つまらん見栄張らんで良し☆

もう５０年になろうとする歴史があってもずっと同じ味で歩んできたこのお店は関西は勿論、中部・関東に合わせて４０店舗以上（2021年6月現在）。味という意味では、一番京都発信の京都っぽいラーメン屋さんと言えるかもしれません。

ここのウリはなんといっても僕が知る限り、昔からずっと味一緒、どこのお店に行ってもおんなじクオリティなラーメン。味玉とか、期間限定メニューとかはあるけれどメインメニューはずっとこれ。

セットメニュー・単品メニューが割と充実しているのも好印象、絶品というより何回か来ても飽きさせないコンセプトが長年人気の秘訣ということでしょうか。

こってり濃厚スープ、チャーシュー、細麺とこれぞ定番。ベタなメニューなのでこのコンセプトは府内一円結構見ますが、昔から親しんできたといえばやっぱりこれでしょう。チェーン店のこってりって結構味が好き勝手なところもありますが、ここのラーメンはどこに行ってもクオリティが一定なのもうれしいところです。

野菜たっぷりでその分少しあっさり、女子力高めな野菜ラーメン。

平日ランチが全てカップ麺か素麺の僕にとってはビタミンとか、鉄分とか、カロチンとかその他諸々の補充が出来そうなありがたい一杯でもあります。

期間限定メニューの一つ担々麵。いかにもからそうな胡麻担々麺もあるんですが、こちらはそっから見るとまだ控えめ。

担々麺と言えばスープを更にコクのあるものにしてくれるミンチ、そしてニラ。割とオーソドックスな感じですが、確実においしい。辛さは食べている分には感じませんが、汗には響いてくるココ壱〇屋の１～２辛くらい。

他店を指標にすんな☆

今回はこれで以上です。
有名すぎて今更感はあるかもしれませんが、メジャー過ぎて行ったことがない人も意外と多いのでは。今は20時までしか開いてませんが、深夜2時くらいにラーメン食べたいなと思ったとき、きっと心強い味方になってくれるお店です。

そんなことばっかりしてるからハンデ戦出走馬とか呼ばれるんや・・・