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定食屋さんがラーメン屋に華麗に転身『六三亭』

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今回は京都にあるラーメン屋さん『六三亭』のご紹介。
実は以前にもご紹介したことがあるお店、しかしその時は全く違うおっちゃん好みな定食屋さんでした。

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それが今回リニューアルしてラーメン屋に転身した六三亭さんを改めてレポートします。

店舗概要

お店は京都市伏見区

このお店があるのは京都市伏見区。伏見区、と言ってもかなり広いです。特に伏見稲荷から連なる山で東西に分かれているのでわかりにくいですが、このお店があるのはその東側、地名で言うと『醍醐』というその昔太閤秀吉さんが茶会を催したことで有名な醍醐寺がある辺りです。

外観ほぼ変わらず、ただ玄関口には前には確かになかった麺の看板が。どうやらラーメン屋に転身したのは確かなようです。

アクセスなど

  • 営業時間:11時30分~14時30分、18時00分~21時00分
  •  定休日:火曜日
  •  駐車場:あり
  • 住  所:〒601-1444 京都府京都市伏見区小栗栖牛ケ淵町37−2

元々から駐車場はかなり広いので、とりあえず入店できないなんて事態はまず考えなくてよいでしょう。

メニュー・味

ラーメンはシンプルに塩と醤油

メニューです。厳選する戦略なのか、これから増えていくのか不明ですがかなりシンプル。中華そばの味は塩と醤油、そこに味玉とチャーシュープラスのトッピングのみのシンプル設定。サイドもから揚げとライスにチャーシュー丼。

この限定ラーメンというのは別に壁据えで掲示されていて、今回訪れた時はこの夏の定番冷やし中華と、最近人気急上昇中の山形名物冷やしラーメンでした。

美しい塩ラーメン

こってりとあっさりも美味しいお店は美味しいんですが、でもやっぱりあっさりのラーメンは塩に限ります。

具がなければ丼の底まで見通せそうなほどの透き通ったスープ。麺は細麺で噛み応えがあります。あっさりと表現しましたが、じゃあ物足りないかと言えば全くそんなことはなくスープに風味と味が凝縮されています。

ちょっとおしゃれな冷やし中華

昔ながらの中華屋さんラーメン屋さん、そして定食屋さんに共通する夏季限定メニューが冷やし中華ですね。

昔ながらのハム、きゅうり、キャベツに加えて生ハム、チャーシュー、とまと、卵を飾り付けたちょっとおしゃれな冷やし中華です。個人的に酸味が強い冷やし中華が苦手なんですが、尖った嫌味な酸味もないのでマイルドに食べ進めることが出来ます。

冷やし中華とはまた一味違う冷やしラーメン

思いのほか美味しかった冷やし中華ですが、ここはラーメン屋、僕が食べたいのはラーメンなんです。そこで今巷でも大人気なこの冷やしラーメン。しかも〆飯付き。

一見すると普通の温かいラーメンの様ですが、トッピングのところでもよく見ると冷やしとわかるのがこのきゅうりとわさび。ここら辺は温かいラーメンには合いませんよね。

冷たくしめてあるだけあって、温かい方に比べ麺は少し固め個人的にはこちらの方が好み。スープも温かい方より若干濃いめに仕上げられた一杯。
さて、ラーメンを食べきったところでこのメニューにはもう一つの楽しみが残っています。

丼鉢へご飯をダイブさせてもスープをご飯にかけても良し。上品な味わいがラーメン飯というより出汁茶漬けのような味わいで、連日暑い夏の日にピッタリです。

まとめ

今回はこれで以上です。
ラーメン一本で勝負という事なのかサイドメニューで頼めるのはライスを除けばこのから揚げとチャーシュー丼くらい。セットもありますが、単品でも2個から一個単位でオーダーが可能なので一人客でも頼みやすいように設計されています。

老舗がなくなってしまうのは寂しいところですが、それが新しい業態として生まれ変わりそれがしっかり美味しい店だと逆に嬉しいニュースになったり。スープにくどさが全くない割に味で物足りなさを感じることが全くないので、男性、女性、子供と幅広い層に人気になりそうなラーメン屋でした。

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