今回は京都にある居酒屋さん『さかぶくろ』のご紹介です。
京都西院、最近ではすっかり四条河原町に次ぐ京都の飲み屋街に発達したこの街ですがそれだけいろんなお店が乱立していて、正味床が美味しいのかわからない、そんな意見もあると思います。そんな時こそ見るのが差別化されたお店の特徴です。
このお店のウリはズバリ豊富な日本酒のバリエーション、つまり僕の為にあると言っていいお店なんでそこら辺も含めてレポートしていきたいと思います。
店舗概要
お店は京都西院
このお店があるのは京都西院。京都一の繁華街京都河原町から阪急電車に乗って3駅、今や一大飲み屋街に発展した西院には飲み屋さん、ガールズバー、普通のバー等風営法以外のお店が盛り沢山、お店は中心街の駅南西側から逆の東側に少し進んだ先にあります。
LEAF京都HPより抜粋
アクセスなど
- 営業時間:11時30分~14時00分、17時00分~23時00分
- 定休日:日曜日
- 駐車場:なし(調べてません。)
- 住 所:〒604-8854 京都府京都市中京区壬生仙念町10−5
例によって飲む前提のお店なので、駐車場の有無は気にしていません。飲み屋街でターゲット層が会社帰りのサラリーマンだからなのか定休日が日曜なので、休日にゆっくり飲みにいこうなんていう計画には不向きです。
メニュー・味
日本酒多め
メニューですが、ここの特徴はこの日本酒。ほんの一部ですがずらりと名だたる銘柄から僕も知らないものまでいろんなものが並んでいます。
その飲み方もただ一種類をオーダーすることも出来れば
三種のみ比べ、なんていう頼み方もできるので、気になるお酒はバンバン飲んでいってOKな仕様になっています。
酒飲みを歓ばせるメニューの饗宴
日本酒が豊富に揃うお店なので、メニューも自然それに合わせた形になっているようです。想像しただけでもよだれが、というより想像の中にワンセットで日本酒が浮かんできそうなメニューばかりです。
さて、では早速飲んでいきましょうという訳で乾杯。
前菜だったか自分たちで頼んだか不明ですが、お揚げと小松菜の炊いたやつ
名前が気になったのでどんなものかも想像せずに頼んだ板ワカメ。ぱりぱりしたお菓子感覚の一品です。
キミクリ(黄身とクリームチーズ)の醤油漬け。酒飲み以外は眼中にないメニューと言っていいでしょう。
燻製三種盛、客受けの良さそうなものだけじゃなく梅干しを混ぜてくるあたりこのお店できる、そう思わされます。
ベタですが出汁巻き。ここで冷凍が出るかちゃんと焼いたものが来るのか、黄色味具合とそれに比例した濃厚さがしっかりとあるのか等で、お店の良しあしと言うのがわかります。
刺身盛り合わせ。新鮮なのもそうですが、身がねっとりとした濃厚さを醸し出しているのも重要ですよね。
この辺りでお代わり。三種飲み比べは種類が指定されていたりするお店もあるんですが、このお店は全部自分でチョイスが可能です。アテを添えてくれるのもお腹いっぱいやけど飲みたい、そんなときに嬉しいところですね。
蓮根ならぬしし唐(ピーマンだったかも)のはさみ天。中はエビを中心にしたしんじょうが詰まっていました。
つい最近までは富山以外ではお目にかかる事すらなかった白エビ天ぷら。香ばしさと海鮮の香りが堪らないんですよね。
牛すじを滋賀の名産赤こんにゃくと一緒に炊いたすじ煮込み。お出汁が上品なのと下処理が丁寧なんでしょう、スジ特有の脂っこさが全くありません。
最後だらだらとしたトークタイム。ただ飲むだけもなんなんですが、そんなときに欲しいいかげそ焼き。大体遠慮の一本が残る事になるあれです。
で、ここで普通は解散となってシメにラーメンとか言うデブまっしぐらな方向になるのが通例なんですが、ここには〆のラーメンまで用意されています。
サイズはミニで、ラーメン屋さんでがっつり大人一杯分を食べてしまうよりよほど良い量の加減になっています。そしてスープも飲んだ後の胃に優しいつくりに。
まとめ
今回はこれで以上です。
この店は手前がライブキッチンのカウンターで、奥が雑居の座敷になっていてテーブルの間隔が割と余裕をもって取られているので、ゆったりと座りくつろげる仕様になっています。やっていいかどうかわからないですが、何なら寝転ぶことも可能。
日本酒のバリエーションにはちょっとびっくりなお店なので、日本酒好きは押さえておきたいお店と言えます。