今回は和歌山県にある白崎海洋公園のご紹介です。
別名『日本のエーゲ海』、ネーミングには正直昭和感を感じるところですが、日本の海辺って確かに砂浜があって松林があって、、、なんていう雰囲気を想像しがち。そんないわゆる日本の海辺とは程遠い異国情緒の感じられる景観スポット、それが今回の白崎海洋公園です。
スポット概要
和歌山県日高郡由良町
ここは和歌山県日高郡、と言われてもピンと来る人は少ないかもしれません。和歌山市から南へ約50㎞ほど車を走らせた先にある西の突端にある岬です。日本の渚100選の一つにも挙げられている場所でもあります。
和歌山は西半分は全部海辺なんですが、じゃあなんでここがこんなに人気なのかっていうのがこの地域の地質。この地域の岩々は石灰岩でできていて、そこで見られる景色は一面真っ白。
エーゲ海に行ったことがないので、エーゲ海っぽいのかどうかはわかりませんが、確かにあまり日本では見かけないような雰囲気に包まれた一帯であることが窺えます。
アクセスなど
- 住 所:〒649-1123 和歌山県日高郡由良町大引960−1
- 駐車場:あり
- 営業時間(道の駅):9時00分~17時00分
- 定休日:特になし
現在はオートキャンプ場が併設されているほか、ダイビングビーチも整備されている割と開けた観光スポットになっていて、観光客の往来も盛り沢山です。海風が強いので冬以外の季節を選ぶのが良いかもしれません。
散策してみる
展望台から見る真っ白い石灰岩と真っ青な太平洋
海洋公園は西側に突き出した形の半島になっていて、何もしなければ20分程度で一周できるサイズ感。突端は展望台が既にゴルゴダの丘的な雰囲気を醸し出しているんですが
ここを抜けた先からの景色が爽快。
西側には何も遮るものがない海が広がります。
ただただ海を眺めるだけでも癒される場所
白崎海洋公園と言えば、↑の通り白い石灰岩と青い海のコントラストが綺麗な場所ではあるんですが、ただただ海を眺めるのにも癒されるスポットです。
道の駅『白崎海洋公園』では新鮮な海の幸が食べられる
さて、折角海辺に来たんですから。なんか美味しい物食べたいと思うのが自然でしょう。そんな思いに応えてくれるのが道の駅白崎海洋公園。
シラス丼、アカモク丼から始まり、ただお刺身を食べさせるというお店とは一味違うメニューの数々はなかなか迷わせてくれます。
そんな中、今回は一際インパクト抜群な味一匹から揚げにしたあじ唐定食をチョイス。
どうでしょうこの豪快でかつシンプルな味を丸まんま一匹揚げてしまおうという発想、こんな料理食べれるのはこのお店かよゐこの濱口さん位なもんじゃないでしょうか。
カラッと揚げられた味は身は勿論、尻尾、頭に至るまで文字通り皿が空っぽになるまで食べつくすことが出来ます。
まとめ
今回はこれで以上です。
和歌山は西半分が海なので、どこを走っても車窓から海を眺められるドライブスポットのように思っている方も多いかもしれませんが、意外と海際を走ることが出来る道は少なく、また走れても道が狭くて近づきたくない場所も多かったりするんですが、こちらに関してはアクセスも良好で、近畿からなら頑張れば日帰りの小旅行というのも可能です。
日常とはかけ離れた景色、そして遮るものが何もない和歌山湾の絶景を眼下に収めたい方にお勧めのスポットです。