今回は岡山市内にある居酒屋『美魚味』さんのご紹介です。読み方が浮かばないところですが『みなみ』さんと読むようです。
ご当地グルメIN岡山です、三匹の動物が骨抜きになる旨さ『きびだんご』の存在感がありすぎて他が俄然霞んでしまう岡山グルメですが、実はか・な・り美味しいものが色々あったりします。
今回はそんな岡山グルメが味わえるお店『美魚味』さんをレポートしていきます。
店舗概要
お店は岡山県岡山市
このお店があるのは岡山県岡山市。岡山観光と言えば美観地区で知られる倉敷に目がいきがちですが、宇喜多家、次いで池田恒興の武勇で知られる池田家が治めた岡山城ほか桃太郎こと吉備津彦命をお祀りする吉備津彦神社など通な人の見どころがいっぱいなのが岡山市。
上の二つは通じゃなくても全国規模で有名やけどな☆
岡山駅前って結構広く繁華街が広がる街なんですが、お店は駅から南東、枝川筋を挟んだ東側にあります。
枝川筋は両側が遊歩道になっていて、夜はライトアップされたような幻想的な雰囲気はちょっと、いやかなりロマンチックです。
おっさんには無縁の言葉きたね☆
アクセスなど
営業時間:11時30分~13時30分、16時30分~23時00分
定休日:特になし
駐車場:多分なし
住 所:〒700-0836 岡山県岡山市北区中央町1−2 海鮮酒処美魚味
繁華街なので多分駐車場はありません、居酒屋さんなのであまり気にかけてもいませんが。ちょっと看板が奥まっているので見つけにくいかもしれませんが、
メニュー・味
ご当地メニューがいっぱい
メニューです、一見するとそれほど変わったものがあるように見えませんが、岡山っぽいものも岡山以外のご当地メニューも結構いっぱいあります。なぜか沖縄メニューが目立つのが超気になるとこですが、そこは触れずにおきました。
あとうなぎも有名なのかたまたま隣に居合わせたお客さんは、どうも遠方からわざわざ予約取ってまで食べに来ていたようです。
岡山ご当地メニュー
訪れた日は5月3日つまりGWの真っただ中、どこもかしこも混んでいて入店は9時過ぎ。だいぶ色んなものが売り切れていたので、ご紹介できるのは数点のみですがご容赦ください。
さて、岡山ご当地メニュー、何を置いてもこれがまず一番、それは黄ニラ。
JA岡山HPより
いい意味でも悪い意味でもちょっと癖のあるのがニラの特徴ですが、その特徴を消したのが黄ニラ。多分このニラなら生でいけます。
今回はそんな黄ニラとチーズを挟み込んだ出汁巻き。
一見すると普通の職人さんが作った綺麗な出汁巻きですが、断面から見えるでしょうか。玉子の黄色に黄ニラなのでわかりにくいかもしれません。
黄ニラの食感、チーズの濃厚さ、そして出汁巻き。黄ニラは出汁巻きの為にあるんじゃないかって思えるほどに美味しい一品です。
次に子持ちベカ、ベイカという要は小型のイカです。
ほたるいかのワタの代わりに卵のようなぷちぷちしたものが詰まっていて独特な食感と味わいが特徴。主に瀬戸内海で獲れる地物だそうです。
このお店では日本酒もご当地のものが充実しています。
岡山のヒーローと言えばもう一人『宮本武蔵』。生誕地が美作市という事で、そんな美作の『武蔵の里』。香り、味わい、のどをスーッと通り過ぎるときの日本酒独特の甘さ。武蔵の名前とは裏腹な繊細に感じられる美味しいお酒です。
ご当地以外メニューも充実
さて、ここまで岡山ご当地メニューだったわけですが、岡山以外ご当地メニューも充実。
まずは沖縄を代表するおつまみ島らっきょう。らっきょうと名前はありますが、食べている感覚はネギに近いです。
鰆が切れていたので、代わりに店長おすすめシマアジタタキ。
このわたとほやを合わせるという高級珍味×高級珍味というお酒飲まない人には多分1mmも理解できない一品。
こちらも海が近くないとなかなか食べられない鯛白子の天ぷら。
シメはこれまた世にも珍しいすっぽんラーメン。
味わいがあっさり過ぎて調味料を足すそうですが、あのすっぽん独特の旨味はラーメンでもばっちり。
まとめ
今回はこれで以上です。
お値段はそこそこしますが、それに見合うだけの美味しいお店でした。
岡山をしっかり味わうならこのお店良かったと思います。この引き、一重に僕の日頃の行いといって差し支えないでしょう。